治療に専念してもなかなか確実な効果が得られず、良くなったりまたぶり返したりを繰り返す慢性腰痛は、男性では一番目に多く、女性でも肩こりに続き腰痛に悩む方は多く、日本人の4人に1人ほどに上るといわれています。
しかし、痛みや不快な症状が3ヶ月以上も続き不知の病などとも言われている慢性腰痛でお悩み方が増えてきています。
慢性腰痛と椎間板ヘルニアの違いついて
まず、慢性腰痛についてお話しする前に椎間板ヘルニアをご説明しましょう。
繊維輪という周辺の硬い部分が髄核という中心の部分を包むような形で構成されていいます。椎間板があるおかげで腰椎にある程度の稼動範囲が生まれます。
飛び出した椎間板によって神経組織が圧迫され、激しい痛みやしびれなどの症状を引き起こします。
このように椎間板ヘルニアのことをお話しましたが、このように慢性腰痛と痛みも部位も似ていますが全くの別物であり、痛みが起きるメカニズムが根本的に違うことがお分かり頂けたかと思います。

ヘルニアだったとしてもヘルニア自体は軽い症状のことが多く、それゆえに痛みの根本治療が難しく完治に時間がかかり、長い間原因不明ともされてきました。
腰痛が慢性化してしまう驚きの原因
腰が痛いと病院へ行くと、まず間違いなくレントゲンを撮りましょうということになり骨に異常がないかの確認を行うことが多いでしょう。
レントゲンによって腰骨や背骨のずれや曲がりを指摘され腰痛の原因は骨である、という診断を受ける事も少なくありません。
極端な例ではありますが、腰の曲がったお年寄りは突然そのようになったわけではなく、年月を経てジリジリ曲がった結果です。逆に腰の骨などが曲がっていなくてシャンとしているお年寄りの方が珍しく感じますね。
腰痛の明らかな原因が分からず治療の効果を確実に得られないことが多いことから、世界中の医者など専門家が身体のあらゆるところを調べた結果、たどり着いた結論は慢性的な腰痛の原因は「脳」にあったということでした。
慢性腰痛で苦しむ患者の脳のしくみとは
慢性腰痛の方の脳は「DLPFC」の体積が減っていて沈静の仕組みが衰えていることが分かりました。
脳が本来持っている痛みを鎮める仕組みがうまく働かなくなり、実際に腰痛は治っていたとしても痛くないはずなのに痛みを感じる、幻のような痛みによって腰痛が長引いているように感じてしまうのです。
ではいったい、なぜ衰えが生じてしまうのでしょうか。
このように長くストレスがかかった状態が続くとDLPCFの機能が低下し痛みを抑える命令が出なくなってしまいます。そのため、痛みに敏感になり幻のような痛みが長く続くと考えられています。
一度衰えたDLPCFは、元に戻せるの?!
腰痛の痛みへの恐怖やストレスで一度衰えてしまったDLPCを回復させるために、衰えてしまった原因でもある恐怖を取り除く方法はいくつかあると考えられています。
痛みの恐怖克服法その① 腰痛対策法をテーマにした映像を見る
腰痛について様々述べられている映像を見ることで、正しい知識を得ることができて必要のない心配や不安、恐怖心を減らす効果が期待できると考えられています。
痛みの恐怖克服法その② 1日3秒で効果的な体操
慢性腰痛の恐怖心を無くすために、腰を反らせるような姿勢をとります。具体的にはお尻に手を当ててぐっと押し、状態を少し後ろに反らせます。
痛みの恐怖克服法その③ ストレスから悲観的にならない心を作る認知行動療法
うつ病の治療などにも用いられることのある認知行動療法によって、心の中にある腰痛への不安や恐怖を吐き出させます。強い痛みを感じた経験や長く続く痛みに悲観的になりやすい考えを必ず良くなると、前向きにしていきます。
認知行動療法と運動とを交互に繰り返すことで痛みは大丈夫、と言うに自信につなげていきます。オーストラリアの研究では9人中8人に改善が見られたそうです。
DLPFCの衰えを元に戻し慢性腰痛を改善させる薬とは
慢性的な痛みには、自律神経が関わっています。
ストレスから交感神経という自律神経が優位に働き気持ちが高ぶった状態が続きます、すると、夜になっても興奮気味で目が冴えてしまい眠いのに寝付けなくなってしまったり眠っても熟睡できない状態が続くことが多くなります。

交感神経をすぐにお抑えるには、抗うつ剤などの薬を服用する手もあるかしれません。おそらく、自律神経失調症の患者と同じような成分の薬が処方されることが多いでしょう。
そうして薬効果が薄れてきたと感じるとさらに強い薬を処方され、次第に薬がないと落ち着かない薬漬けのような状態になってしまいます。
医者は患者の痛みを軽減させたり症状を緩和させるためには薬を処方することがほとんどで、ある意味では薬を売ることも仕事の一つかもしれません。
医者によって処方できる薬は、厚生労働省が効果を認定したものに限られるので、交感神経を一方的に抑える薬が使用されることになるでしょう。
あまりに痛みがひどい慢性腰痛の場合では、医薬品に頼らざるをえないこともあるでしょう。
しかし、薬には副作用がつきものである、ということをよく理解しておきましょう。では、慢性腰痛の改善には何を飲めばいいの?ということになって来ます。そこで提案としてある漢方をご紹介しましょう。
腰痛の痛みにおびえた脳には、この漢方
高麗人参の成分を占めていて豊富に含まれているサポニンは「ジンセノイド」という特別なサポニンです。サポニンが私たちのもたらすパワーは様々ありますが、中でも面白いのは自律神経へ働きかけです。
体内のめぐりをスムーズにして上手にバランスを整えることに大変優れています。そのため、DLPFCの鈍った働きを正しく調整してくれる味方にもなってくれるはずです。
高麗人参でバランスを整えるとともに、毎日のわき上がるような健康パワーも実感できるはずです。
まとめ
慢性腰痛の原因が脳にあるとは驚きの発見でした。ご紹介した体操や認知療法は確かに効果を得ることはできますが、それだけでは不十分なこともあり症状の緩和までも長引いてしまうかもしれません。
世界売上No.1の高麗人参とは?
滋養強壮(活力向上)や健康維持のための最強の漢方といえば高麗人参で間違いありませんが、今一つ情報が少なく、どの商品を選んだらいいか分からないのが現状です。しかし、実は世界的にはすでに決着がついていて、正官庄(せいかんしょう)という商品が10年連続で世界一売れている高麗人参です。
今なら格安でお試しできるようですので、参考までに紹介いたしました。