最近の健康志向で再ブームが到来している漢方ですが、中でも“高麗人参の効果”が中高年層を中心に注目を集めています。

高麗人参は江戸時代より少し前くらいに日本に伝わってきたといわれており、漢方薬に使われる生薬の一種でもありながら血行の改善から動脈効果防止や心筋梗塞の予防、中性脂肪の蓄積を防止、新陳代謝の促進、抗酸化作用など、まさに万能薬と呼ばれる幅広い効能を持った自然の植物です。

ただし、一概に高麗人参といってもいくつか種類があり、選んだ高麗人参のサプリメントはあまり効果が少ないものを原料としていたなんてもともしばしばあります。

高麗人参も原産地が栄養分に大きく影響を及ぼすのと、その加工方法によってさらに養分の配合率は大幅に変わってきてしまうのです。

せっかくなら品質と効果が良いもの選ぶべきですから、この記事では高麗人参の健康食品を選ぶ際の、確認すべきポイントを一挙公開していきたいとも思います。

高麗人参にはいろいろな種類があった

説明する先生

高麗人参とひとことにいっても、原産国の韓国では加工方法によって種類が分かれています

それぞれの加工法によって使用の用途や有効成分の含まれる量が大きく異なってきます。高麗人参のそれぞれの種類を確認していきましょう。

生食用高麗人参『水参(すいじん)』

水参とは生の高麗人参の根部分を示し、収穫されてからそのままの状態で出回っているもののことを指します。

日本ではあまり知られていないのですが、韓国ではサムゲタンなどの料理の他にも高麗人参を使用する料理は多数存在し、料理に使うための高麗人参として使用されます。

高麗人参の見かけは自然薯のような形で土がでこぼこの隅々に入り込んでいるので水につけて柔らかいスポンジかブラシで丁寧にこすり落とす必要があります。

水参の他の加工法との大きな違いは水分量を多く含んでいる(約70%)ということです。

有効成分はその水分によって分解されてしまうので他の加工法に比べると、新鮮ですが有効成分は凝縮されておらず配合量も少ないということです。

日光で乾燥させた高麗人参『白参(はくじん)』

先ほどの水参という生の高麗人参の皮を削り、そのまま日光に当てて乾燥させたものを白参といいます。

白参は一般的に4年から6年で収穫される高麗人参の中でも4年根を使用している場合が多く、原型を保ち、水分量は約14%以下に抑えるようにして加工されたものです。

白参の使い方としては薬やお茶、高麗人参酒などに使用され、お茶であれば20gに対し1リットルほどのお湯で2時間かけて水量が3分の1になるまでゆっくり煎じます。

高麗人参氏であれば高麗人参100gに対してホワイトリカー1.8リットルほどの量を密封容器へいれ1ヶ月間くらい漬け込みます。

先ほど紹介した水参よりは有効成分が多いといわれていますが、次に紹介する紅参に比べると有効成分の凝縮率は少ないといわれています。

水蒸気で蒸した後、乾燥させた高麗人参『紅参(こうじん、べにさん)』

高麗人参

水参と呼ばれる生の高麗人参を皮ごと水蒸気で蒸してから乾燥させたもので、水分の含有量は白参と同じく14%以下と決まっています。そしてそれらの等級が大きさや形よって、「天・地・人(良)」の3種類にランク分けされています。

紅参は乾燥させる過程で紅色に色づいていくのですが、その過程でさまざまな有効成分が生まれるのが特徴的でこの紅参が高麗人参の中ではもっとも最高級であると位置づけられています。
最終的には淡い赤褐色になり、長期保存に適し、高麗人参の濃縮エキスや粉末など原料にも使われています。

韓国産高麗人参の種類とそこに含まれるサポニンの種類

笑顔で手を差し出す看護師女性

高麗人参の原産地はいくつかあり、韓国でいうと忠清南道錦山産のものを「錦参(クムサム)」、江原道産のものを江参(カンサム)と呼び、北朝鮮の開城(ケソン)産のものは「松産(ソンサム)」と呼ばれ主に朝鮮半島に自生しています。主にアジアの極東地方にだけ自生し、山岳地帯の涼しく乾いた気候を好みます。

そして高麗人参には30種類以上のサポニンが配合されているといわれておりますが、サポニンとはそもそも植物の根や茎などに含まれている成分で、その中でも高麗人参にしか含まれていないサポニンを「ジンセノサイド」と呼ばれています。

ジンセノサイドには他のサポニンよりも優れた効能があったため、このようにサポニンの中でも区別されジンセノサイドという名前になっています。

選ぶべき高麗人参の年数

高麗人参が成長し収穫できるまでの年数は約4年〜6年といわれています。収穫に最適な年数がこの年数で、6年根が最高級品、次に4年根が高級品とされています。

当然ですが、収穫までの年月がかかればかかるほど希少価値がでてくるので価格も上がっていきます。ただし、7年根以上になると品質が低下してくる年数になるので価値は下がり、ほとんど出回っていません。

さらには高麗人参の種を植えるまでの土作りにも1年から2年の月日が必要とされるのと、同じ土壌での栽培はできないほどの栄養素を吸収してしまうため大量生産はなかなかできないといわれています。

このことを要因として一般的な市場ではあまりみかけない高麗人参ですが、高麗人参を選ぶ際はこのことを踏まえて安心で安全の保証が確認できていそうな場所で、4年〜6年根の高麗人参を探しましょう。

選ぶべき高麗人参の形

高麗人参の形で一番イメージが強いのはヒトの形をした高麗人参ですよね。写真ではよく見かけても、実はこのヒトの形をした高麗人参はなかなか手に入れることができないほど貴重で、ヒトの形に似ていれば似ているほど高値が付くともいわれています。

それにプラスして、高麗人参自体の太さ、ツヤ、長さなどが基準になっており、よりふっくらした人間のような高麗人参が栄養価も高いと信じられ高値が付きます。

実際のところは、形によってどのくらい品質や効果・効能が変わってくるのかについてははっきりしてはいないのですが、野菜同様、ふっくらしツヤがあるものを選ぶべきであるということには変わりないでしょう。

選ぶべき高麗人参の加工方法

前方で高麗人参の加工方法には水参・白参・紅参といった種類があるということをお伝えしましたが、この中で一番栄養価が高くなる加工方法はやはり『紅参』です。

紅参の持つサポニンには他の加工をした高麗人参に比べ、強力な抗酸化作用と活性酸素除去作用による老化の抑制、血圧を調整する作用から動脈硬化防止・糖尿病抑制、血行促進の作用から冷え性の改善・むくみ防止、免疫力の向上など、高麗人参が持つさまざまな効能により高い効果が期待できるのです。

それは紅参という加工方法がよりジンセノサイドが持つ効果を凝縮し閉じ込めることのできる加工方法だからです。高麗人参の何か商品を選ぶ際は、紅参の高麗人参を加工したものを選ぶようにしましょう。

高麗人参に含まれるサポニンを効率よく摂取するには

首をかしげる女性

高麗人参の種類について勉強したところで、高麗人参に含まれるサポニンを効率よく体内に取り入れる方法について解説しましょう。

高麗人参の有効成分を効率よく摂取するために一番スピーディーで簡単な方法はやはりサプリメントでの摂取です。

例えば、水参の生の高麗人参を入手して料理にするにしても、4年も6年も土に埋まっていた植物を調理する際には下処理にとても手間がかかる上に、水参や紅参に比べると養分は分解されやすい状態にあります。

また、土臭さや苦味を取り除くのには相当な時間と手間が必要なのです。白参の高麗人参水参よりはお酒に漬けるなど加工しやすいのはいいのですが、圧倒的に紅参の養分の凝縮率が高いので紅参には勝てません。

しかし、紅参になると蒸して乾燥している分、硬いのでこれを粉末状にしたサプリメントが一番手間も省け、好きなタイミングに好きな分だけ摂取することができます。

高麗人参のサプリメントを選ぶ際のコツはその高麗人参自体の品質や飲みやすさ、継続して飲める価格かどうかを吟味しましょう。高額でよさそうな高麗人参は沢山ありますが、高額で続けられないとすれば意味がありませんからね。

まとめ

効果が出やすい高麗人参の特徴はその種類にあったということがお分かりいただけましたか?せっかく高麗人参を始めるのであれば『紅参』の加工をした高麗人参を選び、ヒトの形により近い高麗人参、または品質が安心できる高麗人参(紅参)で6年根を原料としたサプリメントを選ぶようにしましょう。

これらの条件をクリアし、高麗人参の原産国よりも良質な高麗人参の品質を見極める機関を通った高麗人参を使用しているメーカーの商品で一番安心ですね。

健康とは毎日の生活から生み出されます。高麗人参を習慣化できるように、継続して摂取できる自分なりの方法を見つけてみてくださいね。

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