万能薬で健康にいいというイメージが強い『高麗人参』ですが、そもそも高麗人参とはどんなものでどんな成分が配合しているのでしょうか。高麗人参は韓国を中心とした朝鮮半島の標高400m以上の乾燥した地域で採れる多年草です。

成長から収穫までにかかる期間は4年から6年ともいわれ、別名朝鮮人参とも呼ばれています。従来、高麗人参は東洋医学の漢方におけるいくつかの生薬のひとつとしても使用され、漢方は体の本来の機能を呼び戻すことで根本的に治療していくという考え方に基いてその人に合った処方を施されます。

高麗人参自体は単体だけでもその効果が認められているため、高麗人参だけを配合したサプリメントや濃縮エキスなどなどさまざま商品も出回っています。そんな高麗人参の保つ成分をあなたは詳しく知っていますか?

この記事では高麗人参の成分って一体何がどのように良いのかについて改めて詳しくみていきたいと思います。

高麗人参の有効成分の正体

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高麗人参にはサポニンという有効成分が含まれていることで有名ですが、一体どのくらいのサポニンがひとつの高麗人参に含まれているのでしょうか。
また、その他の高麗人参に含まれる成分を全て並べてみたら次のような表になりました。

高麗人参の成分一覧表

有機物 サポニン 36 ジオール系サポニン、トリオール系サポニン
含窒素化合物 1216% タンパク質、アミノ酸(アルギニン)、

ペプチド、アルカロイド、核酸

炭水化物 60%70% 多糖類・三糖類・二糖類・単糖類・酸性多糖体・

粗繊維・ペクチン

脂溶性成分 2% 脂質・脂質酸・製油・植物コレステロール
ビタミン 0.05% 水溶性ビタミン
無機物 水分 911%
灰分 4% マグネシウム、カルシウム、カリウム

高麗人参≒サポニンというイメージが強い人が多いかもしれませんが、最も多く含まれるのは炭水化物で、肝心のサポニンは全体の3割から6割ということです。

サポニンは主に高麗人参の根っこに集中し多く含まれるといわれているので、この割合は全てに通ずるものとはいえいませんが、逆に言うとこれだけの量でも多彩な効能と効果が含まれているのが高麗人参なのです。

また、高麗人参を摂取すると各種ペプチドやビタミンが同時に摂取できますが、一番特徴的であるといえるのはサポニンの種類の中に存在する「ジンセノサイド」という成分です。
ジンセノサイドは高麗人参特有の成分でこの成分の性質に今注目が集まっています。その理由を次の項目で説明していきます。

高麗人参に含まれる有効成分の効能とは その成分を分析してみました

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高麗人参にはさまざまな成分が含まれていますが、高麗人参に含まれる有効成分としてサポニンの一種であるジンセノサイドとアルカロイドの成分の特徴を詳しくみていきましょう。

高麗人参の有効成分、サポニン(ジンセノサイド)とは

サポニン」とは実は植物の根、葉、茎に含まれる成分でほとんどの植物が有している成分です。

ジンセノサイド」とは、Ginseng(高麗人参)+Glycoside(配糖体)という単語から成り立っている合成語になります。ジンセノサイドとはサポニンの中でも高麗人参特有の約40種類ものサポニン群を指して使用します。

一般的にはサポニンを大量に服用すると毒性が出てしまうのに対して、ジンセノサイドには毒性がないという特徴があることから、高麗人参のサポニン(ジンセノサイド)が注目されています。つまり、高麗人参のサポニン(ジンセノサイド)であれば継続的に服用することが可能であるということを意味しています。

そして、ジンセノサイドはジオール系・トリオール・オレアノール系の3つの種類に分類されていて、特にジオール系は中枢神経抑制の作用があり、血圧でいうと血圧の上昇を抑えるのに対して、トリオール系は中枢神経興奮作用があることから、血圧を上げてくれるといったような、相反する性質を持っています。

どういうことかというと、人間の体で例えるならば自律神経の交感神経と副交感神経の関係によく似ていて、日中など運動するときは交感神経が働き、夜間は副交感神経が働いてくれ休むことができるといったように、その人の状況や状態に必要な機能が自動的に働いてくれるようなイメージです。

つまり、血圧が高いときにはジオール系のサポニンが有効になり、血圧が低いときにはトリオール系のサポニンが有効になりその時の体に必要な働きを補ってくれるのです。

このような作用をもつ植物は非常に珍しく、高麗人参のサポニンが注目され、話題になっています。さらに詳しく説明すると、高麗人参の中でも葉や根、花の中でも特にこれらのジンセノサイドがバランスよく存在しているのは「」の部分になります。

高麗人参

ジオール系・トリオール系のジンセノサイドが5対5の割合で存在している方が、よりこれらの効能を活かすことができるので、この割合で存在しているジンセノサイドのことを最近では「プレミアムジンセノサイド」と呼ばれたりしています。

プレミアムジンセノサイドを配合した高麗人参の選び方は、「紅参(べにさん)」という、蒸してから乾燥させ有効成分を凝縮させた加工方法で、さらに6年根を選ぶと、プレミアムジンセノサイドという質の高いジンセノサイドが配合されている可能性が高くなります。

せっかく摂取するのであれば紅参の6年根の高麗人参を選ぶべきということになります。

高麗人参の有効成分、アルカロイドとは

「アルカロイド」とはアルカリに似た化合物という意味を持ち、窒素を含む植物成分を総称したもので、一般的にはこちらも毒性を持つものが多いとされています。

たばこのニコチンやお茶のカフェイン、ケシのモルヒネといったように特殊な薬理作用を持つものも多く、激しい毒性がある傍らで、微量であれば人体に有益な作用をもたらすこともあり、抗がん剤等の医薬品としても用いられ、麻酔など医療の現場でも使われている成分です。

アルカロイドの効能としては脳の疲労を和らげ、血液循環を改善し、免疫力の向上、自己治癒能力の向上、細胞の増殖をサポートし、新陳代謝の向上、抗酸化作用で老化予防といったように、大量であれば毒薬にもなってしまうものの、適量であれば私たちの健康と美容を支えてくれる2つの側面を持ちます。

詳しくいえば、アルカロイドは白血球の一種であるマクロファージという体内に侵入した細菌を消化することで清掃する細胞を活性化させたり、骨髄で生成されるBリンパ球(B細胞)と呼ばれる免疫力に関わる抗体を作る細胞を活性化させたりすることで、アンチエジング効果と同時に免疫力の向上を期待することができるのです。
用量さえ守ればこんなに沢山の効果を発揮してくれるのなら、是非取り入れてみたい成分ですよね。

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高麗人参のその他の成分

高麗人参の成分でジンセノサイドとアルカロイドに続いて期待できる成分はアミノ酸であるアルギニンです。

アルギニンは食べのものでいうとニンニクや魚介、肉、大豆類に多く含まれており、子供には成長ホルモンの分泌を促し骨や筋肉の生成を促したり、男性では精力増強、性機能の改善が期待できたり、他にも老若男女問わず肝機能向上や疲労回復効果が期待できます。ほとんど必ずといっていいほど精力系エナジードリンクやサプリメントに配合されているケースが多くみられます。

また、アルギニンも免疫力を向上させてくれる作用があるので抗がん作用や病原体から体を守り、インフルエンザや風邪、感染症などにかかりにくくなるといわれています。

他にもペプチドは高血圧を予防し、血管を若々しく保ったり、マグネシウムは排便をスムーズにしてくれたり、カリウムは塩分等のナトリウムを排出することでむくみを改善してくれる効果が期待できます。

こんなに頼もしい成分ばかりだと一見ほんとかなという気もしてくるかもしれませんが、こればっかりは試してみた人だけが分かる実感できる効果なのです。

まとめ

高麗人参に含まれる有効成分の大きな特徴としては、やっぱりジンセノサイドと呼ばれるサポニン群の作用で高血圧の人でも低血圧の人でもその人にあった作用をうまく調整してくれるというところにあります。

また、日によって症状が変わってきてしまう人も、薬のように量を調整する必要はありません。高麗人参は薬ではないので、サプリメントや濃縮エキスであれば好きなタイミングで、その人に合った量を自分で調節して飲むことができるのです。人生の武器はやはり、健康です。

いつまでも健康で若々しくいるためには免疫力、新陳代謝、自己治癒力を強化して、健康という武器を手にいれていきましょう。

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