「不老長寿の万能薬」として古来より多くの王侯貴族に愛されてきた≪高麗人参≫をご存じですか。
高麗人参は、

  • 肝機能を高める
  • ガンなどの生活習慣病の予防
  • 更年期障害
  • 不妊
  • アンチエイジング

などに効果があるとされ、現代でも多くの人が高麗人参を愛用しています。

健康のために高麗人参を飲んでみようか』と思っている方の中には、
家庭菜園のついでに、高麗人参も育ててみようか』とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

高麗人参は、もともと朝鮮半島や中国北東部の冷涼な土地に自生します。このことから、高麗人参の栽培に適している土地

  • 暑すぎず、寒すぎない
  • 水はけの良い

と言えます。日本の一部の地域なら当てはまりそうですね。

では、高麗人参は家庭で栽培できるのでしょうか?
今回は、高麗人参の栽培の歴史と栽培方法ついてご紹介していきます。

~困難をきわめた高麗人参栽培の歴史~

勉強するフクロウ

高麗人参は、もともと山に自然に生えていた植物でした。この自生している高麗人参を「山参」と呼びます。
山参を食べた人々はその効能に驚愕し、山参の名は一気に知れ渡ります。

そして、一つでも多くの山参を採取し、高値で売りさばき、あわよくば億万長者になろうと奔走する人たちが現れたのです。
山参にはそれほどの価値があり、いわゆる「金銀財宝」に等しい存在として王侯貴族の間で認識されていたのです。

この山参を採取する職業を「シンマニ」と呼びます。しかし、一部のシンマニたちが一攫千金を夢見て山参を乱獲したために、山参の数は激減しました。
シンマニたちは窮地に追い込まれます。困ったシンマニは、『山参を自分たちで栽培することはできないだろうか』と考えるようになりました。

しかし、そう簡単にはいきませんでした。高麗人参の栽培は困難をきわめたのです。

~政府の規制とシンマニの戦い~

そもそも朝鮮半島の王たちは、高麗人参を金や銀と同じ『国家資源』として指定していました。
そのため、高麗人参について独自に研究・栽培することを禁じていたのです。

王朝に見つからないように、山参の種から栽培を試みるシンマニもいましたが、その効能・品質は山参に到底及ばず、商品としては全く価値のないものでした。

山参の機能を維持したまま、栽培する方法を見つける長い戦いが始まりました。
朝鮮半島で、山参に匹敵する効能を持つ高麗人参の栽培に成功したのが18世紀ごろ(李氏朝鮮の時代)です。

高麗人参(山参)は、今から2000年以上前に記された『神農本草経』に、『不老長寿の万能薬』として紹介されています。
つまり、それから約1800年の長い年月をかけて高麗人参の栽培にこぎつけることができたのです。そこに至るまでに、血のにじむような努力があったことは想像に難くありません。

現在、韓国で高麗人参の産地として有名なのは、中清南道錦山群と仁川広域一江華群などです。また、韓国で一番最初に栽培に成功した豊基も有名です。

説明する教授みたいな猫

豊臣家と徳川家も熱心だった?!~高麗人参の日本での栽培の歴史~

このように、韓国では18世紀に入ってようやく高麗人参の栽培が定着しました。
一方で、日本には山参は自生していませんでした。そのため、日本では朝鮮半島から輸入した高麗人参の研究が盛んに行われ、栽培を成功させようと四苦八苦していました。

1952年の豊臣秀吉朝鮮出兵の際に、高麗人参の種が日本にやってきます。
豊臣家の家臣、『黒田官兵衛』『蒲生氏郷』は、高麗人参の研究を始めましたが、その努力が実を結ぶことはありませんでした。
種からの発芽の段階で、すでに失敗を繰り返していたのでした。

江戸時代に入っても、高麗人参の研究は続けられました。
そして、江戸時代の庶民の間にも高麗人参の威力は知れ渡っていました。
江戸時代の文献には、『母の病を治すため、家屋を売って高麗人参を買った』という逸話が残っているほどです。

徳川家光の時代になると、種からの発芽をあきらめ、苗からの栽培を試みる動きが出てきました。
当時の李王朝は高麗人参の苗の国外持ち出しを禁じていました。高麗人参は国家資源として考えられていましたから、当然のことです。
家光は、極秘裏に苗を持ち出すことに成功します。

そして、朝鮮半島と気候が似ている仙台で高麗人参の栽培に取り組むよう命じました。
しかし、残念なことにまたもや失敗に終わったのです。

日本で初めて高麗人参の栽培に成功したのは、8代将軍吉宗の時代です。
日本で栽培した高麗人参は、『御種人参』と名付けられました。

その後、日本のレオナルドダヴィンチと呼ばれる『平賀源内』のもとでさらに栽培技術が進化していきます。
現在、日本では長野県東信地方・福島県会津地方・島根県松江市大根島で高麗人参が栽培されています。

高麗人参の栽培方法と栽培期間について

悩む女性

このように困難を極めた高麗人参の栽培ですが、いったいどのように栽培すれば良いのでしょうか。
数百年前はトップシークレットとして扱われた高麗人参の栽培方法をご紹介します。

1 まずは土壌づくりから始めます。化学肥料などを使用すると、塩分が土からの栄養吸収を妨害し発育不良になります。(これを濃度障害と言います。)
化学肥料やたい肥は使わず、トウモロコシの実ができる前に刈り取ったものなどを肥料としてまきます。
この土作りには、最低でも1~3年かけて下さい。

2 種をまき、発芽を待ちます。

3 発芽したら、直射日光が当たらないように屋根などをつけます。ただし、朝日だけは浴びさせたほうが良いので、朝日だけは直接当たるように工夫してください

4 害虫・根腐れ・台風などに注意しながら丁寧に育てます。

5 高麗人参は1年で育ちますが、高麗人参の効能が最大になるのは6年目に収穫した6年根です。(これを「紅参」と呼び、最高級品です。)6年根には、高麗人参特有の成分であるサポニン(ジンセノサイド)が豊富に含まれているのです。
『ワインと同じで、10年根のほうが良いのでは?』と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、7年以降になると、今度は逆に品質が落ちていき効果はなくなります。

6 収穫後は、また土壌作りから始めます。
『高麗人参は、畑の栄養を根こそぎ吸収して成長する。そのため高麗人参を一度収穫したら10年は何も育たない。』と言われています。
次の作付けまでにはかなりの時間がかかることを覚えておいてください。
(昔の人たちは、高麗人参の収穫が終わるとその畑を捨て、新しい畑を求めて旅立っていきました。)

高麗人参を苗から栽培する方法

『種から育てるのは大変そうだな』と思った方は、苗から育てる方法もあります。
また、1年根・2年根も販売されています。
ただし、土壌作りをしなければせっかく苗を植えても根腐れをおこして枯れてしまいますので注意してください。

育てるのは大変そう…。~そんな方におすすめの方法はこちら~

サプリメント

先人たちが失敗を繰り返し、やっと栽培が可能になった高麗人参ですが、現代でも高麗人参の栽培は難しいということがおわかりいただけましたでしょうか。
昔から、『餅は餅屋』ということわざがあるように、高麗人参の栽培は本職の方におまかせしたほうが良いかもしれません。

現在、6年根の紅参を使った高麗人参サプリが数多く販売されています。

プロが栽培した高麗人参の栄養成分が豊富に含まれていますので、その効果にも期待できます。サプリであれば気づいたときにいつでも気軽に飲むことができるので、高麗人参の栽培に興味のある方は、まずはサプリを試してみてもよいかもしれません。

高麗人参だけが持つ特別な成分は、サポニン(ジンセノサイド)です。
ジンセノサイドは、ガン・生活習慣予防、アンチエイジング、更年期障害などに効果があります。
豊臣家・徳川家も認めた高麗人参のパワーを試してみたい方は、高麗人参サプリを試してみてもよいでしょう。
徳川家光がサプリの存在を知ったら、きっと驚くことでしょう。

まとめ

高麗人参の歴史は古く、今から約2000年前には中国の書物に『不老長寿の万能薬』として記されています。

そして、高麗人参の効能は、『金』『土地』などと同じ『資源』とみなされ大変貴重なものとして扱われてきました。
『昔の王族は、なぜそこまでして高麗人参を欲しがったのか?』
…この謎が、現代の科学技術の発展によって解き明かされてきました。
高麗人参だけに含まれるサポニン(ジンセノサイド)が様々な病気の予防に役立つことが証明されたのです。

世界売上No.1の高麗人参とは?

滋養強壮(活力向上)や健康維持のための最強の漢方といえば高麗人参で間違いありませんが、今一つ情報が少なく、どの商品を選んだらいいか分からないのが現状です。

しかし、実は世界的にはすでに決着がついていて、正官庄(せいかんしょう)という商品が10年連続で世界一売れている高麗人参です。

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