更年期障害といえば頭痛やホットフラッシュ、イライラといった症状が起こるというイメージが強い人が多いかもしれませんが更年期に起きる体調不良の中でもあまり知られていない手足のしびれやこわばりは厄介で放っておくと悪化してしまう可能性があります。

症状としては手に力が入らない、手足の先がしびれるような感覚がある、皮膚がピリピリするような感覚がする、といった違和感から始まりだんだんそれが重くなるのです。
また、同じような症状が起きていて、更年期障害かなと思っていたら実はリウマチや膠源病、痛風にかかってしまっていたというケースもあります。

更年期障害の手足の異常は自律神経が乱れることによって起こりますが、この記事では更年期障害の手足のしびれ、こわばりの原因と予防策、治療法について解説します。このような症状が起きたらいつ病院へいくべきなのかも含めてみていきましょう。

更年期障害で手足に起きる症状とは

手がしびれている女性

更年期で手足に起きる症状にもいくつか種類があります。まず更年期障害とは女性が閉経前に女性ホルモンであるエストロゲンが減少し、ホルモンバランスが乱れることで起きます。

ホルモンバランスが乱れると同時に自律神経のバランスも崩れやすくなるのです。自律神経は私たちが生きる上で必要とする神経で、無意識に体を調整してくれる機能です。暑いときに汗を出し体温を下げたり、運動時には心拍数を上げ筋肉へ血液を送ったりなど、活動するために必要な機能と回復するために必要な機能を兼ね備えています。

この自律神経のバランスが乱れることで、めまい、肩こり、冷え、そして手足のしびれやこわばりが起きてしまうのです。次の項目であなたの症状に当てはまるものはあるでしょうか。

また更年期障害の中でも手足に症状が出やすいタイプの人は次のような症状を悪化させないためにも早めに予防策を打っていきましょう。

更年期障害で起きる手足の症状① 「手足のしびれ、こわばり」

手のひら

更年期障害に起きる手足の症状で、一番多く挙げられるのが朝起きて手足がしびれたり、こわばったりするような症状です。手足のしびれやこわばりに加えて、痛みを感じる人もいれば震えが出て、ものがつかめないといった症状を伴う人もいます。

また、寝起きの他にもこのような症状は冷えた場合に悪化するなど人によって起きやすい環境は変わりますが、どちらにしても生活に支障が出てきてしまうのが特徴です。

さらに更年期障害の症状が他にも併発しているようであれば、これらの症状の原因は明らかに更年期障害による症状である可能性が高いということになります。

このように更年期障害が原因としているのであれば更年期がすれば自然と症状が治まることになりますが、手足のしびれやこわばりの原因が「リウマチ」や「膠原病」が原因である場合には自然治癒は困難となります。手足の震え、しびれ、こわばりなどで日常生に支障がでている場合にはまずは病院を受診することをおすすめします。

更年期障害で起きる手足の症状② 「体はほてり熱いが、手足は冷たい」

青ざめる女性

更年期障害に起きる手足の症状で、体はほてっているのに、手足や下半身は非常に寒いという症状が起きる場合もあります。このような症状をホットフラッシュと呼びます。

更年期に自律神経が乱れることで血管の収縮機能がコントロールしにくくなることで、血流循環が悪くなったり、急に熱を発したりするようになります。ホットフラッシュは突然やってくることが多く、走ってもいないのに汗が急に噴出したり、就寝時に汗が止まらずに眠れなかったりなど、生活の時間や場所を問わず発症します。

そして汗だけに留まらずに、上半身または頭に熱を発するものの、下半身や手足指先は冷えるといた状態を引き起こすのです。このように体温調調節に異変が起きることで体は疲れやすくなったり、風邪を引きやすくなったり、頭痛、めまいなどその他の更年期障害の症状を併発させる場合もあります。

ホットフラッシュが起きやすい人はタオルと羽織るものを持ち歩くなどし、発症した際はタオルで首筋を冷やし、上着を脱ぎ着などして調整できるようにしましょう。

更年期障害で起きる手足の症状③ 「手足のむくみ」

足のむくみを気にする女性

更年期障害で起きるむくみはとても厄介でなかなか改善の糸口が見当たらない場合が多いです。

例えば、日頃から飲みすぎていたり、運動不足で代謝が落ちていたり、塩分の取り過ぎで高血圧気味の人であればむくみが生じることも納得できますから、その原因を対処すればむくみは軽減されるはずです。

しかし、更年期障害のむくみの場合はこれといった原因がなくてもむくんでしまうのが特徴です。更年期障害で自律神経が乱れると血管の収縮機能に影響が出て、血行不良となりむくみが生じる場合があるのです。

むくみの原因が更年期障害であるということは更年期障害の根本の原因であるホルモンバランスと自律神経のバランスを整えないことには症状は緩和されないということです。逆にいうと、飲み過ぎの防止や運動不足の解消、塩分を控えるといった治療法だけではむくみは改善されないということになります。

それではこのような更年期障害の症状といえる手足の異変にはどんな対策を行うといいのかについて見て行きましょう。

更年期障害で手足に起きる症状の治療法について

病院

更年期障害で手足がしびれたりこわばったりする要因は自律神経の乱れにあるということがお分かりいただけたと思います。

自律神経の乱れによる血流の悪化を防止し、自律神経のバランスを整えるためには日頃の生活習慣を見直すことが一番の近道です。自宅でできるセルフケア対策についていくつか見ていきましょう。

食生活で知っておきたい更年期対策の食材

更年期障害の症状を悪化させないためにも食生活に気を配るということはとても重要な項目になります。

まず体を冷やし、血行を悪くする食べ物の代表がトマト、白砂糖、そしてコーヒーです。

トマトは夏野菜の代表ですが、夏のほてった体を冷ますため体を冷やすといわています。ただし、加熱をするとその効果は半減します。トマトに限らず他の葉野菜などの夏野菜も体を冷やす作用を持つ場合が多いので加熱して食べることをおすすめします。トマトなんかは女性に嬉しいリコピンなども豊富なので生のトマトよりトマト煮込みのような料理の方が体に良いといえるでしょう。

白砂糖は体を老化へ導く代表的な食品です。白砂糖も体を冷やしやすいのでできれば三温糖やハチミツを代用して甘みを調整する方法をおすすめします。

そしてコーヒーも体を冷やしやすい飲みものなので可能であればノンカフェインの緑茶や白湯など刺激物の入っていない温かい飲み物を取る習慣をつける方が体のためといえます。

逆に血行を良くする食品として代表的なのがショウガ、にんにく、ねぎといった香味のあるものは体を温めます。
他にも香辛料やハーブなどを温かい料理や飲みのもなどに利用し体を心から温めると血行も促進されやすい状態に保てます。もちろん、塩分の摂り過ぎにも注意してくださいね。

更年期になっても運動不足は解消されていますか?

ヨガをする女性

更年期になりさまざまな体調不良で更年期障害が起きると、なんとなく毎日の運動量が減ったり、家にこもりがちになったりするケースが多く見られます。運動は血行促進をするためには最善の薬といえるでしょう。

運動といっても急にマラソンや水泳、テニスといった運動を始めてくださいといっているわけではありません。血行促進のための運動はウォーキング程度の軽い運動でもいいのです。

体は筋肉を使って動き出すことでそれがポンプとなり全身の血管へ血液を循環させます。小さな運動の連鎖が起き始めるだけで手先、足先といった末端部分へも筋肉というポンプが血液を送り出すことで熱を発し、体を温めるのです。

ウォーキングが苦手という人は、例えばサイクリングや水中ウォーキング、ヨガ、フラダンスといったように楽しく続けることのできる軽い運動がおすすめです。日頃から運動をしていなかった人が急に激しい運動を行うとケガの恐れもありますし、継続できないといったケースがよくありますので、ポイントは自分が継続できるようなリラックスまたは楽しめる運動法を見つけてみましょう。

手足のしびれやこわばりの改善には血行を良くすることも重要な項目となります。

入浴の際、体の芯まで温まっていますか?

お風呂に入る女性

何度もいいますが、体を温めて血行を良くすることが手足のしびれ、こわばり、その他の異常な症状を改善させる第一歩となります。

更年期障害の症状にはさまざまな人によってさまざまな症状が発症しますが、手足のしびれやこわばりも含め、日々の習慣がそれらの症状を引き起こしやすくなる環境を生み出していることは確かです。

そして毎日の生活習慣でもうひとつ追加してほしいことはしっかりと入浴時に体を温めることです。最近の欧米化に伴い、日本人女性も入浴はせずシャワーで済ませるという人が増加しています。

またはぬるま湯に長時間浸かるということが体にいいという説もありますが、更年期障害で手足の異常を感じている人はまずは入浴時間を決めずしっかりと体の芯から温まり、汗が少し吹き出す程度までのゆっくり湯船に浸かるということを徹底してください。

さらに、入浴時には脇の下にあるリンパから手先までゆっくりマッサージし、同様に足の付根から第二の心臓といわれるふくらはぎそして足先までゆっくりマッサージし、血液を循環させてください。冷えにくい体はこのような習慣から改善していきましょう。

更年期対策にサプリメントを追加してみる

錠剤

先ほど更年期障害の手足に起きる異変への治療法として食事へ気をつけるということを述べましたが、これはバランスのよい食生活へと改善することを前提としています。

しかし、なかなか食事だけではサポートできない成分もあるでしょう。または何の食品や成分を足せば更年期障害の症状が緩和されるのか自分で選択するのも難しいでしょう。

そこで立ち戻って考えていただきたいのは更年期障害が起きる原因は、女性ホルモンであるエストロゲンの減少に伴ってホルモンバランスと自律神経のバランスが乱れることによって起きますよね。ですので、これらにダイレクトに効いてくれるサプリメントを選んで摂取してみるのも追加したい治療法のひとつです。

更年期に作用してくれる成分として代表的なのは、女性ホルモンと似た作用があるといわれる「大豆イソフラボン」、スーパーイソフラボンといわれる「エクオール」、栄養をたっぷりの胎盤のエキス「プラセンタ」、自律神経へ作用してくれる自然食材「高麗人参」などです。

サプリメントは薬に比べ、副作用の心配がほとんどないのでまずは自分に合うサプリメントを見つけセルフケア対策を万全に行ってみてください。それでも手足のしびれやこわばり等の症状が重い場合には病院を受診するようにしてください。

まとめ

更年期障害で起きる手足の異変はなかなか治りにくい場合が多いので、更年期になり手足のしびれやこわばり、冷えやむくみが出ているとしたら、早めの対策が重要となります。これらの症状が悪化する前に、まずはその症状更年期障害なのかどうか確認してください。

もしホットフラッシュや頭痛、めまいといった更年期障害の症状が他にも発症し始めているとしたら、明らかに更年期障害を起こしている可能性が高いので、症状が軽いうちにセルフケア対策を行うことが先決です。

食事方法に気をつけて、適度な運動と入浴で手足の末端をしっかりと温め血液を循環させることを意識しましょう。そしてサプリメントであれば「大豆イソフラボン」や「高麗人参」といった更年期障害の症状を根本の原因からサポートしてくれる成分を摂り入れましょう。手足のしびれやこわばりが悪化する前に早めの対策を打っていきましょう。

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