更年期という年齢を迎えて起きる症状のひとつに「しびれ」という症状があります。実はホットフラッシュなど代表的な更年期障害の症状と共に起きている場合があるものの、それが更年期障害である気づかずに放っておいたり、がまんして過ごしてしまったりする人が意外と多いのがしびれの症状です。

しかし、しびれという症状を放っておくとしれが慢性化し治りにくくなったり、悪化してものが掴めなかったり、手首足首がしびれによりこわばり動きにくくなる、重いものが持てないといった症状にまで陥ってしまうケースもあります。

そこまで悪化してもまだ更年期障害が原因であると気づけない人も多いですが、このしびれは更年期障害の起きる根本の原因である自律神経の乱れによって起きているので更年期障害対策で改善できる症状です。

この記事では更年期に起きるしびれの症状とその原因とセルフケアで日常から改善できる対策を紹介していきたいと思います。

更年期障害の手足・指先のしびれの症状とは

しびれる手を見つめる女性

年齢を重ねると関節の節々が痛くなったり、むくみやすくなったりすることが増えますが、これが更年期障害であるということはなかなか知られていません。

更年期には女性ホルモンと自律神経のバランスが崩れると更年期障害の症状として起こりやすい頭痛、めまいホットフラッシュ以外にも手足・指先のしびれが起こる場合もあるのです。これは加齢によるものとひとくくりにしてしまっては治療できません。

まず、女性は40代後半頃から50代に女性ホルモンが著しく減少します。その時期には個人差があるものの、女性ホルモンであるエストロゲンが分泌できなくなり、体内のエストロゲンの量が減少すると、ホルモンバランスが乱れます。ホルモンバランスは脳の視宋下部という部分でコントロールされていますが同じ場所で自律神経もコントロールされています。

自律神経は交感神経と副交感神経という2つの神経によってバランスが保たれていますが、脳が混乱し片方の神経が優勢になることでバランスが崩れます。自律神経は自分の意思とは関係なく働く体の機能を調整してくれる神経で汗や睡眠、血流、呼吸など私たちが生きる上で必要なさまざまな調整を行ってくれています。この自律神経が乱れると睡眠不足になったり血行不良が起きたり、むくみがちになったり、手足にしびれが起きたりとさまざまな支障が起きるのです。

これらは更年期障害の症状なのです。しびれに関していうと手首足首がこわばったり、無意識のうちに指が動いたり、震えるといった症状が起きる場合もあります。これらの症状が更年期障害を原因として起きているのならば更年期障害への対策を行うことが症状改善のカギとなります。

ただし、症状が重すぎる場合にはリウマチや膠原病などその他の病気を引き起こしている可能性もありますのでその場には神経内科、整形外科などを受診するようにしましょう。

更年期障害のしびれの改善に自宅でできるセルフケアとは

笑顔で手を差し出す白衣女性

更年期障害の症状は強く出るタイプの人とそんなに強い症状が出ない人もいて個人差が大きくでます。

その違いの原因のひとつとして大きく左右しているのが生活習慣と体質です。症状が重くなる前に自宅でできるセルフケア方法として生活習慣を見直して体質改善を図って行きましょう。

しびれに作用する食品と栄養素

実は偏食で栄養バランスが乱れている人はしびれが起こりやすいといわれています。

体内では摂取したエネルギーと栄養素を使って体の機能を動かしたり生成したりしています。脳は人間の体の中で体積は小さいながらもかなりのエネルギーを発散し動いています。脳が人間の体を占める割合はたった2%なのに対してエネルギー消費量は全体の18%にもあるというのです。

ここで栄養不足が生じると脳の神経系にも影響や負担がかかります。脳の神経系統が乱れてしまうと、ふとしたストレス、運動不足、血行不良によって乱れた神経がしびれやめまい・頭痛といったさまざまなサインを出し始めるのです。

食事をする女性

また、栄養バランスの取れた食事も大切ですが、既にしびれに悩んでいるという人へ病院ではビタミンB12を処方されます。ビタミンB12は、しじみ、鰹節、あゆ、牛肉レバーなど魚貝類やその内臓などに多く含まれる成分です。

他にもパントテン酸と呼ばれるビタミンB5は新陳代謝を活発化させます。パントテン酸は普通の食生活をしていればまず欠乏することのないといわれる成分でさまざまな食材に含まれていますが、近年の偏った食事をしている人にも欠乏するケースが増えてきてしまったのです。それをビタミン欠乏症とも呼びます。

ただし、パテントン酸は食材でいうと、いくら、明太子、アボガド、モロヘイヤ、鶏レバーなどに多く含まれて、エネルギーを生産し、タンパク質の代謝を活性化させます。栄養バランスをまず整えてから、プラスアルファでビタミン12とパテントン酸といわれるビタミンB5を積極的に摂取しましょう。

運動不足の解消

ヨガをする女性

運動不足は全身の血行を滞らせて代謝の悪い体内環境を生み出します。しびれは血行不良や体のこりからも引き起こるので運動不足はなんとしてでも改善したい項目です。

ただし、今までほとんど生活に運動を取り入れてこなかったという人は突然の激しい運動は返って体を痛める場合もあります。更年期におすすめしたい運動法としては、ストレッチやヨガなどのゆっくり進められる運動がおすすめです。

有酸素運動といわれるジョギングやサイクリング、エアロビクスなどダイエットに効果的といわれる運動もいいのですが急にそんな運動を始められればそもそも苦労していないですよね。運動は毎日の習慣にすることが重要なのです。

更年期には特に自律神経のバランスが上手くとれなくなり、血液の流れも悪くなりがちです。血管の収縮の機能がうまく機能せず全身がうっ血した状態であるならば運動で血行を良くすることもしびれや更年期における有効な手段といえるでしょう。

更年期のしびれにいい漢方薬

更年期障害によいとされている漢方薬の中でもしびれの症状にも作用する漢方薬を紹介します。

◯桃核承気湯(とうかくじょうきとう)
桃核承気湯は血行障害にいいとされる漢方薬で血液循環を促しながら、便秘、腰痛に加え、頭痛、肩こり、のぼせなどの症状に作用します。体力はある方で、肥満体質の人にいいとされています。他にも、ホルモンバランスを調整し自律神経のバランスを整える作用があることから、しびれを緩和させ、イライラやうつ、不安といった精神的な症状にも力を発揮してくれます。ただし、胃腸が弱い人や吐き気がある人は慎重に選ぶべき漢方といえます。

◯加味逍遥散(かみしょうようさん)
加味逍遥散も血流異常を改善し、血流をよくすることで体をあたためるので、手足の冷え、不眠、頭痛、肩こり、月経不順に悩む女性にいいとされています。体力は虚弱気味なタイプの女性向き漢方です。自律神経への作用まることからしびれなどの神経異常にも差よし、気持ちも沈めてくれる作用を持ちます。

◯桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
桂枝茯苓丸も血流をよくし、のぼせ冷えからくるホットフラッシュの症状を抑制し、子宮の炎症を沈めることも期待できます。この漢方薬は体格がしっかりめで赤ら顔の女性に向くともいわれています。桂枝茯苓丸はホルモンバランスを調整し、自律神経へ働きかけ、しびれの症状にも作用する他、子宮内膜症や子宮筋腫などの病にも使用されます。さらにはシミやくすみなど個人差もありますが赤ら顔の人には効果がありそうです。

副作用が気になるという人には

首を傾げる白衣女性

どんな薬も医師の処方が必要ということは副作用があるので制限や規制があります。先ほど紹介した漢方薬も副作用があるので、胃腸が弱い人には向かない場合が多いのと、薬との相性が大きく出でてしまうのでしっかりとした処方が必要なのです。

副作用がある薬に抵抗がある人には自然の植物で更年期障害にも作用するといわれている高麗人参を試してみてはいかがでしょうか。

高麗人参は不老長寿の薬として今もなお体にいい食材として知られていますが、そもそも高麗人参とは見た目は生姜に似た形をしている多年草です。栽培から採取できるまでに4年から6年の月日を必要とするといわれており、その間に畑にある養分を全て吸い尽くしてしまうことから栽培がとても難しい植物でありながら、養分が豊富に含まれているのです。

どうりで紀伊国屋や成城石井など高級食材を扱うスーパーにも売ってないわけですよね。可能な限り人は天然の食材から必要な栄養を摂取することが望ましいのですが、更年期には特に栄養が不足してしまうのでその補助役として高麗人参の効能が認知され始めているのです。高麗人参は自律神経をサポートする役割があるので、その手足のしびれの原因が更年期障害ならば、その他の症状も含めて改善に導いてくれる可能性が高まります。

また、服用する人の体質を問わず摂取できることと副作用がないことから薬剤師などを介さずに日常に摂り入れることが可能です。高麗人参は生では調理も入手することも難しいですから、サプリメントなど通販で手軽に入手してみてまずは試してみるのもいいのではないでしょう。

更年期に起こるしびれ対策まとめ

手足がしびれるという症状に始めは驚かされる人もいると思いますが、実は更年期にはどんな人もホルモンバランスと自律神経のバランスを崩してしまうことで手足のしびれが起きる可能性も高まります。

手足のしびれは慢性化する前に、まずは生活習慣を見直すことから始めましょう。そして先ほど紹介したセルフケア対策のように更年期に特に必要とされるビタミンB12パントテン酸(ビタミンB5)などを意識して食事に摂り入れて適度な運動を始めましょう。そして日々の姿勢から血行を促進するよう心がけ、サポート役として漢方薬や高麗人参を摂り入れてみてはいかがでしょうか。

最後に補足で言い忘れてしまいましたが、漢方薬はいくつかの生薬の配合で作られていますが対する高麗人参は漢方薬にも使われる食材で、漢方薬の原料になります。高麗人参に限ってはさまざまな効能を発揮してくれるので、漢方薬に使われる生薬の中でも唯一単体の使用でもその作用が認められているのです。百聞は一見にしかずですから、まずは自分でこれらいくつかの方法を試してみてくださいね。

辛い更年期対策で今一番売れている商品は?

更年期対策用に様々な商品が販売されていますが、効果はまず感じられないでしょうし、かといって病院でのホルモン治療はお金がかかる上に副作用も怖いですよね。

しかし、高麗人参だけは違います

高麗人参は更年期対策の為に生まれたような自然由来の漢方成分で、副作用が皆無と言っていいほど少なく、更年期の不快なゆらぎからあなたを守るためのサポートをしてくれます。

そんな高麗人参の中で今一番売れていてリピーターが最も多そうな商品を探してみたところ、正官庄(せいかんしょう)という商品が10年連続で世界一売れている高麗人参サプリだということが分かりました。 ご参考までに。

高麗人参