生理不順になることが増え、「更年期障害がそろそろ来るのかしら」という心配の裏に「まさか、妊娠では?」という小さな不安を抱えている中高年の女性は実はひそかに存在します。

最近の不妊治療は進歩してきていて45歳を過ぎても夫がいれば行えます。卵子が分泌できる体であればまだ望みもあるのです。逆に、妊娠を望んでいなくても、45歳を過ぎた辺りで避妊をちゃんとしていないという人は妊娠する可能性もあります。

女性の平均寿命はどんどん延びているので閉経が近いといわれる50歳ごろになったとしても、卵子さえ放出していれば妊娠をする可能性は十分にあるのです。
急にほてったり、のぼせたり、頭痛にめまい、これらの症状は妊娠でも更年期障害でも起こるので生理が来ないときはどちらが原因で起きている症状なのか判断に迷うことがあるかと思います。

妊娠なのか更年期障害なのか一体どこで見分けることができるのかについて解説していきたいと思います。

生理不順のときに迷う更年期障害か妊娠かについて

首を傾げる女性

まず、更年期とは閉経を迎える前後10年間のことを指し、この期間は人によって個人差があり大きく前後します。ですので、いつから閉経の準備へ向かっているかは判断しにくいです。

この閉経を迎える準備をするにあたり、女性の体内ではホルモンバランスが崩れ始め、生理不順が起こり始めます。その生理不順と共にさまざまな体調不良が起きるようになり、その症状を更年期障害と呼びます。そして生理不順と体調不良を繰り返し、閉経を迎えていくわけですが、閉経であると正式には最後の生理が来たときから換算し、1年が過ぎたところで「閉経」と診断されます。

しかし、この時期の生理不順が「更年期によるものかと思っていたら妊娠であった」という可能性もあるのです。確率は少ないとしても健康的な女性であればそんな可能性も否定できないのです。(この間も、ジャネットジャクソンが50歳で妊娠し,高年女性は衝撃を受けたと思います)

そのことを踏まえて更年期といわれる時期の生理不順と閉経までの整理の特徴、妊娠の可能性について詳しく見ていきましょう。

閉経しているのに妊娠検査薬が陽性になることも!?

閉経したかなと思いつつ、妊娠時の悪阻に似た体調不良が襲ってきて念のため妊娠検査薬を試したら、陽性反応が!ということが起こる場合があります。閉経とは卵巣機能が終わりを迎えたということなのでまず妊娠はありえません

しかし、なぜ陽性反応がでてしまう場合がるのかというと、妊娠した際には尿に含まれるhCGといわれるホルモンの濃度が徐々に濃くなります。妊娠検査薬はその成分に反応して陽性反応を示します。閉経後に妊娠検査薬で陽性が出た場合には、このhCGホルモンに似ている物質が分泌されることで陽性反応がでる場合があるのです。

更年期障害でも妊娠をしている可能性はあるんです

椅子に座る妊婦さん

女性の卵巣機能低下は年齢を重ねれば重ねるほど進みますが、個人差はあるもののだいたい35〜40歳頃から徐々に卵巣機能は低下していきます。40歳頃になると生理不順が起こり始めます。45歳頃には生理は順調でも無排卵の状態になっているケースが多いです。

女性の卵子というのは一生のうちで一番体内に多く保持しているのは生まれたときです。その後、生理が始まり排卵と共に年々減って行きます。そして卵胞そのものも退化していくので妊娠しにくい状況になっていくのが通常です。この頃には妊娠する確率は同時に低下していますが、たとえ生理不順が続いていても年に数回であったとしても排卵する可能性はあります。

一方で、高齢出産が増えているのは女性の社会進出と女性の寿命が伸びていることもひとつの理由として挙げられます。ですので、更年期に差し掛かっていたとしても、月経が来る回数が減ったとしても排卵されている可能性はあるので同時に妊娠する可能性もあるということになります。

しかし、更年期の妊娠は卵胞ホルモンが急激に低下しているので、同時に妊娠をサポートする黄体ホルモンも減少していますので、受精が成立したとしても子宮内膜が十分に発育しないため仮に妊娠をしたとしても多くの場合で、流産を起こす可能性が高まります。

また、生理が1年間来ずに閉経したと思っていても、閉経後の約1年〜2年の間は妊娠する可能性はゼロではありませんので、妊娠を望まない方はしっかりと避妊を怠らないようにすることをおすすめします。

閉経でもなく妊娠でもない、続発性無月経とは

泣いている看護師

まだ閉経の時期でもなく、妊娠もしていないけれど3ヶ月生理が来ない状況のことを続発性無月経といいます。排卵機能に以上があり無月経となっている状況のことです。

続発性無月経はその重さによって2つに別れており、卵胞ホルモンによるエストロゲンの分泌だけに異常があると、第一度無月経となり、卵胞ホルモンの分泌異常に伴って黄体ホルモンも分泌されないと第二無月経と診断されます。この第二無月経が続くということは症状としては重いです。この排卵障害はストレスが原因となって起きている事が多いです。

エストロゲンは私たち女性の体をコントロールする大きな役割を担っています。女性の健康をサポートしてくれるといっても過言ではないのです。ですので、閉経は遅くなれば遅くなるほど健康のためにはいいとされています。

さらに閉経が早ければ早い人ほど、更年期障害の症状は重くなるともいわれています。更年期が訪れて、そろそろ閉経前だからといって放置してしまった場合には月経を取り戻すことは難しくなります。生理が来なくなっても放置してはいけません。可能な限り、生理を再開させることが望ましいといえます。

その場合、更年期障害の治療法として病院ではホルモン補充療法がすすめられるでしょう。ホルモン補充療法には種類があり、エストロゲンを単体で処方するエストロゲン単剤と、黄体ホルモンによって分泌されるプロゲステロンを単体で処方するプロゲステロン単剤、これらを一緒に配合した配合剤の3種があります。それを経口剤と呼ばれる飲み薬または貼り薬、塗り薬などで処方されます。

従来、ホルモン補充療法ではエストロゲン単体だけの処方が行われていましたがエストロゲン単剤だけだと発がんリスクが高まるという論文が発表されたことにより、プロゲステロンも一緒に摂取する処方が一般的となりました。未だ、ホルモン補充療法では乳がんや子宮がんを懸念する声もないわけではないのでホルモン補充療法を選ぶ際には慎重に選択した方がいいかもしれません。

更年期の体と心の健康を保つには

笑顔の中年女性

続発性無月経でなくても、更年期という時期に生理不順が起きていたら閉経が近づいているサインです。この頃にはホットフラッシュ、頭痛、めまい、肩こり、吐き気、イライラ、不安など人によってさまざまな症状が起こります。

そんな更年期の体と心と健康を保つためには月経が起こるように体内環境を整えてあげることが必要です。病院での治療もひとつの選択肢ですが、セルフケアとして必ず試してほしいのは生活習慣の改善とストレスの解消です。

生活習慣の改善とは食事の栄養バランスを整えること、早寝早起きをして睡眠の質をあげることです。ストレスの解消とは適度な運動とストレスを発散できる趣味をもつことも有効的な方法のひとつです。

他にも、まだ病院へいくまででもないという人は更年期にいいとされるサプリメントを服用してみるのもいいでしょう。更年期障害は女性ホルモンの減少によって起こるので、それに作用する成分としては大豆イソフラボン、プラセンタ、高麗人参といったものが有名ですので、まずはどれか試してみるのも有効な手段といえるでしょう。

更年期障害で閉経と妊娠を見分ける方法まとめ

結論としては更年期に差し掛かっても、妊娠は起こりえるということがお分かりいただけたかと思います。しかしその流産のリスクは高いので、くれぐれも注意してください。

閉経か妊娠かを見分ける方法としては一番早いのは妊娠検査薬です。それらの体調不良は似ているので判断は基礎体温を付けていないという人は判断しづらいです。どちらにしても、生理が来ないいという状況は放っておいてはいけません。妊娠であればもちろんそれなりの処置が必ず必要になってきますし、連続性無月経の場合も病院で治療を行う必要があります。

更年期障害のような症状は出ているけれど、まだ病院へ行くほどでもないという人は自身で体と心の健康を保てるように、生活習慣を早いうちに見直して、適度な運動を始めるなどし、こまめにストレスを解消できるようにしてください。

セルフケアだけではカバーしきれない部分もあるかと思いますので何かサプリメントで補助し始めてみるのもいいでしょう。更年期の体は自分で自分を守って行くということが一番効果的な手段といえます。更年期対策として、明日からでも始められることから始めてみてはいかがでしょうか。

合わせて読んでおきたい記事
更年期障害におすすめのサプリを徹底調査

辛い更年期対策で今一番売れている商品は?

更年期対策用に様々な商品が販売されていますが、効果はまず感じられないでしょうし、かといって病院でのホルモン治療はお金がかかる上に副作用も怖いですよね。

しかし、高麗人参だけは違います

高麗人参は更年期対策の為に生まれたような自然由来の漢方成分で、副作用が皆無と言っていいほど少なく、更年期の不快なゆらぎからあなたを守るためのサポートをしてくれます。

そんな高麗人参の中で今一番売れていてリピーターが最も多そうな商品を探してみたところ、正官庄(せいかんしょう)という商品が10年連続で世界一売れている高麗人参サプリだということが分かりました。 ご参考までに。

高麗人参