更年期障害の主症状の一つにめまいやフラつきがあります。あなたは「最近、めまいやフラつく」といった症状を我慢してはいませんか?

この記事では、めまいやフラつきについて原因をふまえて、その対策と治療法などについて詳しく解説していきたいと思います。

病院で処方される薬だけでは根本的な原因を治療できていない場合があります。
継続的なめまいやフラつきに悩んでいる方はそのままにしておかず、一体何が本当の原因で何の疾患を治療すべきなのかを突き止める必要があります。

まずは、あなたのめまいやフラつきは一体どのような種類で何が原因なのかを突き止めましょう。そして、よく聞く漢方薬とその種類、またサプリメントとの違いについてもご紹介しますので、更年期障害の症状について一人で悩まず、あなたに合うカラダに優しい対策を試してください。

この記事があなたのめまいとフラつきを改善させるキッカケになれば幸いに存じます。

更年期障害における“めまい”には種類があった

めまい

ひとことでめまいといっても、めまいにはいろいろな種類があります。
「めまい」は専門的にいうと回転性めまいを『めまい』、非回転性めまいを『めまい感』と呼んで、両方を区別しています。

回転性というのは自分が静止している状態でもぐるぐる回っている、あるいは自分のまわりがぐるぐる回っているように感じるめまいでこれを「回転性めまい」と呼び、これがいわゆる一般的な「めまい」で、それ以外は非回転性めまいとか「めまい感」と大別されています。

回転性めまいは、なったことがある人しかわからないくらい大変な症状で、立っていられないくらい症状としては重く、短時間(半日から1日)で自然に治る場合が多く、何日も回転性めまいが続くことはほとんどありません。非常につらく吐き気もするので寝て回復を待つしかありません。

回転性めまいの代表的な病気がメニエール病というものですが以下のように様々な種類があります。

●回転性めまいの代表的な病気
・メニエール病(耳鳴りや難聴を伴い、発作を繰り返す)
・突発性難聴(急に聞こえが極端に悪くなる)
・前庭神経炎(激しいめまいが起こり、その後もふらつきが続いている)
・中耳炎によるめまい(昔から中耳炎があり、耳だれがでる)
・椎骨脳底動脈循環不全(高血圧症や動脈硬化症がある)
・小脳や脳幹の出血

そして非回転性めまいは血圧や貧血ストレスや疲労など精神的緊張飲酒や喫煙うつ病心臓疾患などが原因ともいわれていおり、その原因は多岐にわたりふらついたり、ふわふわとした感じを受けたり、実感できる症状としては回転性めまいよりは軽く、吐き気が併発しない場合もあります。

ただし、回転性めまいにくらべて長引く場合が多く、更年期障害でめまいの症状を訴える人の多くは非回転性めまいであることが多いです。

回転性めまいも非回転性めまいも、一過性のものであれば急を要することはないといわれていますが、めまいが起きた場合には、原因を突き止めるためにも自分のめまいがどちらのめまいのタイプかを考えることが必要です。

繰り返し症状が出ていないか、持続時間が長くないか、他に頭痛や吐き気を伴っていないかなど、注意を配るようにしましょう。

また、更年期障害においてこのような症状がおこる場合もあり、その原因は血流の悪化によって耳から脳にかけて十分なエネルギーが行きわたっていないという原因が根本としてあります。
これについてはこのあと詳しく解説していきたいと思います。

めまいやフラつきと、耳と脳の密接な関係

耳

平衡感覚系は、内耳の前庭(三半規管、耳石器)→前庭神経→脳幹→小脳、大脳という経路を通っています。

この経路のどこかの障害によってめまいが生じます。前半の前庭、前庭神経由来のめまいを内耳性めまい、後半の脳幹、小脳、大脳由来のめまいを中枢性めまいといいます。

さらに心因性めまいなど平衡感覚経路に障害のみられないめまいをその他のめまいと分類すると理解しやすいと思います。

  1. 内耳性めまい(回転性のことが多い)
     良性発作性頭位めまい症、メニエール病、突発性難聴、真珠腫性中耳炎など
  2. 中枢性めまい(非回転性のことが多い)
     椎骨脳底動脈循環不全、脳出血、脳腫瘍など
  3. その他のめまい
     心因性めまい、起立性調節障害、高血圧、糖尿病など

ようにそれぞれめまいの症状は異なりますが内耳に障害が起きていると主に回転性のめまいが生じます。

フラフラする女性

症状としてはかなり強く、船酔いを想像していただくとわかりますが、吐き気を伴うことが多いです。

前庭神経以降の中枢神経系で障害が起きると非回転性の「ふらつき」的なめまいが生じます。吐き気は伴いませんが、ふらつきが出る期間が長いのが特徴です。

めまいとは内耳から脳にかけての障害の影響であるということです。

内耳や脳などの中枢神経はATP(アデノシン三リン酸)という分子をエネルギーとして動いており、内耳や脳などの各細胞にはミトコンドリアがあり、ミトコンドリアが酸素を吸収することで各栄養素をATPに変換していきます。

このことを代謝とか新陳代謝と呼びます。そのATPは酸素がないと生成されません。

炭水化物やタンパク質、脂肪などの栄養素は腸を経由してグルコースなどに変換されて血液中に入り込み、血液を通して内耳や中枢神経に運ばれそれらの細胞に蓄えられます。

ただし、その状態だと「蓄えられている」だけなので、エネルギーとしては使えず、同じく血液をとおして内耳や中枢神経に運ばれる酸素を内耳などの脂肪内にあるミトコンドリアが吸収することでATPを生成します。

そのATPを使って内耳や脳は活動をしているので、血流が悪くなると栄養素も酸素も内耳や中枢神経に届きにくくなり、その結果として「めまい」などの症状が出ます。

内耳にATPが足りないと回転性のめまいになり、中枢神経系(脳など)にATPが足りないとふらつき系のめまいが症状として出るのです。

めまいやふらつきで病院にいった際に処方される薬とは

薬

めまいを改善する方法とは「血流の改善」「代謝を促す」この2点しかありません。めまいがすると吐き気がする場合もありますので「嘔吐をとめる」という効能も必要です。

「嘔吐をとめる」とうことについては直接めまいの改善にはつながりませんが、めまいが出ると吐き気を催すことが多いので処方されることが多いようです。

めまいやふらつきの症状で病院で処方される薬を紹介します。

①ATP系(成分名:アデノシン三リン酸二ナトリウム)

酵素反応を介して各種物質代謝に関与し、また血管拡張作用により循環血液量を増加させる作用があります。
通常、頭部外傷後遺症に伴う諸症状の改善、心不全、調節性眼精疲労における調節機能の安定化、消化管機能低下のみられる慢性胃炎の治療に用いられます。

この薬はATP腸溶錠アデホスコーワ腸溶錠などの名前で各医薬品メーカーから販売されています。販売といってももちろん処方箋がないと買えません。

一応解説しておきますと、病院の先生方に医薬品メーカーが営業をかけていて、採用された薬が病院の近くの処方箋薬局などに置いています。

アデホスコーワ腸溶錠だと興和株式会社から、ATP腸溶錠だと第一三共日医工ニプロファーマの三社から販売されています。先ほど説明したATP(アデノシン三リン酸)を成分にした薬で、特に内耳に効果があります。

ATP なので直接内耳の細胞の代謝を促し、内耳の改善をさせ正常化させることでめまいを治療するという薬です。ただ、いろいろ調べましたが「副作用もないけど効果もない」という情報を多く耳にします。

これはたぶんですが、ATPは特定の部位に作用するわけではなく、全身に作用するからだと思われます。

以下は血流改善系の成分です。以下の成分で各社が血流改善の薬を販売しています。

②メシル酸ベタヒスチン

耳の奥の”内耳”の血流をよくして、めまいの症状を改善します。
メニエール病をはじめ、めまいの治療に広く使われています。

この薬は副作用の少ない安全性の高いお薬ですが、この薬の影響で胃潰瘍や喘息の症状を悪化させる恐れがあるため、持病がある人は事前に医師への相談が必要でしょう。

②ジフェニドール塩酸塩

平衡感覚にかかわる神経の働きを調整し、血流をよくする作用があります。内耳障害にもとづく”めまい”に有効です。

この薬も副作用の少ない薬ですが、人によってはふわふわ感や不安定感を覚えることがあります。

③メシル酸ベタヒスチン

耳の奥の”内耳”の血流をよくして、めまいの症状を改善します。メニエール病をはじめ、めまいの治療に広く使われています。

この薬は副作用の少ない安全性の高いお薬ですが、この薬の影響で胃潰瘍や喘息の症状を悪化させる恐れがあるため、持病がある人は事前に医師への相談が必要でしょう。

④カリジノゲナーゼ

脳や内耳の血流量を増やし、エネルギー代謝を活発にします。
メニエール病や内耳障害による”めまい”に適応します。副作用は、ほとんどありません。この薬は耳に特化した薬ではなく全身に有効です。

逆にいえば、先ほど説明した「①ATP系(成分名:アデノシン三リン酸二ナトリウム)」と同じで、血流を改善させる効能はあるけれども耳に特化した血流改善の薬ではないので効果は限られているとも言えます。

あとは下記のような成分があります。
いずれも医師の処方箋が必要なので薬局では手に入りません。

⑤その他

イソダドール、コンベルミン、シュランダー、ジフェニドール塩酸塩、スズトロン、セファドール、ソブラリン、デアノサート、デアノサール、トスペラール、
トラベルミン、ドラマミン、パパベリアン、ピネロロ、ミタポップ、メタヒスロン、メニエトール、メニエース、メニタジン、メリスロン、リマーク、サタノロン

めまいを改善できる漢方薬

薬剤師

めまいやフラつきといった症状は漢方薬で改善することも可能です。
めまいやフラつきに有効な漢方薬についてご紹介しましょう。

①苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)
立ちくらみのような浮動感や耳鳴りのような耳の症状を伴うめまいに用いる。神経質、ノイローゼ、動悸、息切れ、頭痛といった症状にも用いられる。

②半夏白朮天麻湯(はんげこうぼくとう)
胃腸虚弱で下肢の冷えや、めまい、頭痛、不安感、嘔吐、倦怠感など神経症状もある場合などにも効果的。

③真武湯 (しんぶとう)
新陳代謝が衰え水分が胃腸に停滞し、めまいのほか尿不利、腹痛、下痢、動悸などの症状がある場合で、浮動感があるめまいに用いる。

④沢瀉湯(たくしゃとう)
メニエール病などの天井が回るような回転性のめまいに用いる。水分代謝を調整し不要な水分を排泄する作用を持ちます。

⑤五苓散 (ごれいさん)
のどの渇きがあり、尿量が少なく、はきけ、嘔吐、腹痛、頭痛、むくみなどのいずれかを伴う「水様性下痢」、「暑気あたり」等に用いられています。

漢方医学的には「水(すい)」は身体中の透明な液体(リンパ液や体腔内の漿液など分泌液がこれに相当する)とされ、その異常を「水毒(すいどく)」といいます。

」というイメージに結びつきにくい症状ではありますが、水毒症状としては、動悸やめまい耳鳴があります。

したがって、むくみや胸水などを伴う疾患にこれらの漢方薬は応用ができ、真武湯(しんぶとう)でいうと心不全やネフローゼ症候群、消化器疾患、感冒など幅広い臨床応用が報告されています。

また、五苓散(ごらいさん)が小児などの水毒症状の嘔吐・下痢を伴う病に有効なことはとても有名です。

更年期障害のめまいに効くサプリメント

更年期障害におけるめまいはやっかいですが、今まで説明してきたようなめまい専門の薬や漢方薬というのは、対処療法の領域を出ることはできません。

めまいそのものでなく、めまいを引き起こしている原因である自律神経バランスやホルモンバランスに対して働きかけてくれるサプリメントが、結局は一番良いのではないかと思います。

例えるならそれは、木でいうと葉っぱが枯れていたとして、その対策を打つべきなのは葉っぱではなく、根っこであるということと同じで、更年期障害なら症状がめまいであったとしても、原因は自律神経でありホルモンバランスだからです。

木

更年期障害における総合対策では、良い商品が各社から出ています。大豆イソフラボンプラセンタローヤルゼリーエクオールマカなど更年期障害対策に効果がありそうなサプリメントは多くありますが、誰に対してもおすすめできそうなのは高麗人参かなと思います。

こちらの記事で各サプリメントについて詳しく解説していますのでご興味があれば読んでみてください。

更年期障害で起きるめまいフラつきへ、本当に有効な対策まとめ

更年期障害におけるめまいやフラつきといった症状の原因は耳と脳に大きく関係しているということはお分かりいただけましたでしょうか。

また、そのような神経疾患は何かの原因で起きている症状ですので放っておくと他の病気を引き起こす原因にも成りかねません。

しかし、病院で処方される薬などは、その症状に対する治療薬である場合がほとんどなのです。めまいやフラつきで悩んでいる方の多くが継続的に悩んでいる場合が多いのはそのためであるということも納得できます。

めまいフラつきの症状を端的に治すことに専念するのではなく、カラダの中から自律神経やホルモンバランスを改善させ治療しましょう。

それは手軽にサプリメントや漢方薬などを手に入れて改善させていくこともできる時代です。
一人で悩まず、いろんな情報を精査し快適で健やかな生活を取り戻しましょう。

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更年期対策用に様々な商品が販売されていますが、効果はまず感じられないでしょうし、かといって病院でのホルモン治療はお金がかかる上に副作用も怖いですよね。

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