40~50代に訪れる更年期障害。症状の重さには個人差がありますが、そのひとつにめまいふらつきがあります。
急に立ち上がったときや動いたときに目が回ったり、フラフラ、クラクラしたりするなどの症状が一般的です。更年期に入ってめまい、ふらつきに悩まされている女性は多いことと思います。
そんな、めまい、ふらつきについて原因と対策を詳しく説明していきます。

更年期障害の症状としてのめまい あなたのめまいはどのタイプ?

めまいはその症状の出方によってわけられています。
目を回すネコ
  • 回転性のめまい
自分や周りがグルグルと回っているような感じがあります。一般的なイメージのめまいと言えばこのタイプではないでしょうか?
音が聞こえづらくなったり、耳鳴りがしたりすることもあります。多くの原因は耳(三半規管、耳石器、前庭神経)にあります。
このタイプのめまいの場合、症状としては重く吐き気などもあるため、起こってしまうと治まるまで横になっていないとダメな場合が多いのですが、発症は短時間で自然に治る場合が多いです。
メニエール病、良性発作性頭位めまい症(BPPV)、中耳炎などが代表的なめまいを起こす疾患です。
  • 非回転性のめまい
フワフワとふらついたり、まっすぐ歩けなくなったりします。頭痛、手足のしびれを伴うこともあります。回転性のめまいとは違い吐き気等を伴うことは少ないですが、発症したら比較的長引くケースが多いです。更年期障害の症状としてめまいを訴える人の多くはこの非回転性のめまいであることが多いです。
更年期障害においてこのような症状が起こる原因は血流の悪化によって耳から脳にかけて十分はエネルギーが行きわたっていないことによるためです。
以下でめまいの仕組みについてご説明します。

めまいのメカニズム 耳と脳の関係とは?

人間の平衡感覚は、ウィキペディアによれば、

体がどちらを向いているか、どれくらい傾いているか、動いているかどうかといった情報は運動能力のある生物においては重要である。このような情報を受け取るのが平衡感覚である。一般的に、これは体に働く加速度を受け取る形で得られ、それを受容する装置は一般に平衡胞と言われる。

とあります。
そして、これは内耳の前庭(三半規管、耳石器)→前庭神経→脳幹→小脳、大脳という経路を通っています。
この経路のどこかに障害があるとめまいは起こります。前半の前庭、前庭神経由来のめまいが前述の回転性のめまいになります。内耳性めまいとも言います。
後半の脳幹、小脳、大脳由来のめまいが非回転性のめまいになります。中枢性めまいとも言います。
平衡感覚経路に障害のみられない心因性のめまいなどをその他のめまいと分類することもできますが、こちらは別の機会にまた説明します。
どちらのめまいであるかは、脳神経外科で行う簡単な検査によって調べることが可能です。
説明するお医者さん

めまいのメカニズム 平衡感覚をつかさどる器官を動かくために必要なのは

さて、どこに障害があるとめまいが発生するかはお分かりいただけましたか?
この平衡感覚をつかさどる器官は複数ありますが、実はその器官を動かすために必要なエネルギーは共通していて、ATP(アデノシン三リン酸)とよばれるものです。
ATPは車に例えるならガソリンのようなもので、それがないと車が動かないように、ATPが足りなくなると体中の細胞は動けません。内耳や中枢神経も同様に正常に働けなくなり、それによりめまいなどの不具合が起こります。
特に脳は莫大な量のATPが必要であることが研究により解っています。
このATPの生成には酸素が必要です。各細胞にあるミトコンドリアが酸素を吸収することで各栄養素をATPに 変換していくのです。これを代謝あるいは新陳代謝と言います。
炭水化物やタンパク質、脂肪などの栄養素は腸を経由してグルコースなどに変換されて血液中に入り込み血液をとおして内耳や中枢神経に運ばれそれらの細胞に蓄えられ、ただし、その状態だと「蓄えられている」だけですから、エネルギーとして使うために、同じく血液をとおして内耳や中枢神経に運ばれる酸素を内耳などの脂肪内にあるミトコンドリアが吸収することで ATPを生成します。
そのATPを使って内耳や脳は活動をしているので、つまり、もしも血流が悪くなると栄養素も酸素も内耳や中枢神経に届かないので、その結果として「めまい」などの症状が出ます。

めまいの治療薬について

薬を差し出す女性

めまいで医療機関を受診した場合に一般的に処方される薬についてご説明します。
めまいの症状を改善するためには、血流を改善することと代謝を促すことが必要ですが、回転性のめまいの場合、吐き気を催す場合があるため、嘔吐を止める効果も必要になります。
注意していただきたいのは、この嘔吐を止めても直接めまいの症状が改善されるわけではありません。
また、これからご紹介する薬は、すべて処方薬ですので医師の処方箋がないと手に入れることはできません。

代謝を促す

ATP系(成分名:アデノシン三リン酸ナトリウム) 
ATP腸溶錠/アデホスコーワ腸溶錠
ATPを成分にしたもの。特に内耳に効果があるとされています。直接内耳の細胞の代謝を促し、内耳の機能を改善することを目的にした薬です。

血流を改善する

  • メシル酸ベタヒスチン

脳や内耳の血管を広げて血液循環をよくする。メニエール病をはじめ、めまいの治療に広く使われています。
副作用 吐き気、発疹

  • ジフェニドール塩酸塩

平衡感覚にかかわる神経の働きをよくし、血流を改善する作用があります。
副作用 口の渇き、食欲不振 、浮動感、不安定感、頭痛、頭重感、眠気 、目のかすみ、まぶしさ、動悸、尿が出にくい 、発疹、じん麻疹

  • カリジノゲナーゼ

体の血管をおだやかに広げて、血流をよくする作用がある。血管の不調によるいろいろな病気に用いられる。
高血圧症、閉塞性血栓血管炎、メニエール症候群(めまい・耳鳴り)、目の網膜の病気、手足のしびれ、更年期障害に伴う冷えやめまいなどに効果が期待できます。
強い作用はありませんが、比較的副作用は少ない。
副作用 ほてり感 、発疹、かゆみ 、胃の不快感、吐き気

上記以外にも以下のような成分もありますが、いずれも処方薬ですので処方箋がないと一般には購入することはできません。
イソダドール、コンベルミン、シュランダー、ジフェニドール塩酸塩、スズトロン、セファドール、ソブラリン、デアノサート、デアノサール、トスペラール、
トラベルミン、ドラマミン、パパベリアン、ピネロロ、ミタポップ、メタヒスロン、メニエトール、メニエース、メニタジン、メリスロン、リマーク、サタノロン

めまいに効果のある漢方薬をご紹介

以上、医療機関で処方される薬についてご説明しましたが、使用にあたっては副作用が気になるところですね。
副作用が少ないとされる漢方薬にもめまいに効果があるとされるものがいくつかありますのでここでご紹介しておきます。
○が描かれたプレートを持つハムスター
  • 半夏白朮天麻湯 低下した胃腸機能を高め、めまいや頭痛を改善します。
  • 釣藤散 めまい、肩こり等の症状を多く伴う慢性頭痛に効果があります。
  • 苓桂朮甘湯 めまい、ふらつき、動悸などがあり、尿量減少する人の、神経質、ノイローゼ、めまい、動悸、息切れ、頭痛に効果があります。
  • 当帰芍薬散 貧血ぎみな方の足腰の冷えや肩こり・むくみなどに効果があります。
  • 冠心逐瘀丹 中年以降又は高血圧傾向のある方の頭痛、頭重、肩こり、めまい、動悸の改善を目的とした生薬製剤です。

更年期障害の症状としてのめまいの改善をサポートするサプリメントをご紹介

さて、ここまで、更年期障害の症状としてのめまいではなく、一般なめまいに効果があるされる薬や漢方薬についてご紹介してきました。しかし、めまい専門の薬や漢方薬というのは、あくまでも対処療法の域を出ないものです。
更年期障害におけるめまいの場合は、それだけ改善したとしても、それ以外の症状が残ってしまうので全体として改善したといえません。
ですので、改善するのであれば、めまいそのものでなく、めまいを引き起こしている原因である自律神経バランスホルモンバランスに対して働きかけてくれるサプリメントが一番良いのではないでしょうか。
ある意味それは当たり前のことで、もしも葉っぱが枯れていたのなら対策を打つべきなのは 葉っぱではなく根っこです。
更年期障害なら症状がめまいであったとしても、原因は自律神経でありホルモンバランスですから、それを改善すればすべての不調の改善につながるということです。
ためいきをつく女性
更年期障害における総合対策では、良い商品が各社から出ています。大豆イソフラボンやプラセンタ、ローヤルゼリー、エクオール、マカなど更年期障害対策に効果がありそうなサプリメントは多くあります。
しかし、これらには一長一短があります。その点、誰に対してもおすすめできそうなのは高麗人参かなと思います。
こちらの記事で各サプリメントについて詳しく解説していますのでご興味があれば読んでみてください。

まとめ

更年期障害のさまざまな症状のなかでも特に辛いとされるめまいについて、そのメカニズムと改善するための薬やサプリメントについてご説明してきました。
更年期障害の一症状と考えるならば、やはり、根本的な原因であるホルモンバランスの乱れを改善することが症状の改善につながりますから、焦らず、まずはバランスを整えることから初めてみては如何でしょうか?

辛い更年期対策で今一番売れている商品は?

更年期対策用に様々な商品が販売されていますが、効果はまず感じられないでしょうし、かといって病院でのホルモン治療はお金がかかる上に副作用も怖いですよね。

しかし、高麗人参だけは違います

高麗人参は更年期対策の為に生まれたような自然由来の漢方成分で、副作用が皆無と言っていいほど少なく、更年期の不快なゆらぎからあなたを守るためのサポートをしてくれます。

そんな高麗人参の中で今一番売れていてリピーターが最も多そうな商品を探してみたところ、正官庄(せいかんしょう)という商品が10年連続で世界一売れている高麗人参サプリだということが分かりました。 ご参考までに。

高麗人参