50代半ばを過ぎてそろそろ更年期の後半という時期に差し掛かっている人は、閉経をほぼ迎えているのではないかと思います。

閉経の開始時期は個人差があるので治まるタイミングにも個人差があるのですが、おおむね60歳頃には終息をしているようです、更年期障害の症状がやっと落ち着いてきたと思ったらつかの間、女性ホルモン(エストロゲン)の現象により、生活習慣病かかりやすくなるケースもありますので生活習慣病の代表ともいわれる、高血圧、肥満、糖尿病などへいくつかの病気へも注意を払う必要が出てきます。

閉経後には元気を取り戻す女性がほとんどではありますが、生活習慣病はかかってしまってから治療するのはとても大変ですので、今からその生活習慣病へのリスクを知って予防をしておきましょう。

意外と知らない更年期後半の症状について

びっくりする女性

1年間無月経が続きほぼ閉経が認められ、更年期障害の症状がだんだんと落ち着いてくる更年期の後半、更年期後に特に注意しなければいけないのが女性ホルモンの激減です。

更年期障害の症状が始まった当初、女性ホルモンの減少によりさまざまの体調不良に見舞われたかと思いますが、それくらい私たちの生活は女性ホルモンの頑張りにより支えられてきました。当初に起きた更年期障害の症状は落ち着いてきたかもしれませんが、それは体がその変化にやっと順応したということです。

しかし、女性ホルモンが少ない状況に体が順応できたからといって、今まで女性ホルモンが私たちの生活を支えてきたことには変わりないので、それがあることにより受けてきたメリットは受けられなくなります。

たとえば、エストロゲンの低下による骨密度の低下で骨粗しょう症になりやすくなるのもそのひとつです。現代の高齢化社会では50代女性の3人に1人が骨粗しょう症を患っているともいわれており、とても身近な病気の一つとなっています。

他にも、身近なケースでいえば今までの肌のハリやツヤはすべてエストロゲンのおかげで保たれてきたといっても過言ではありません。閉経後には、これまでの肌のようなみずみずしさは失われ、たるみやしわなどが増えていきます。これは女性にとってはとても“しょうがない”で済ませられる問題ではありませんよね。

生活習慣病の予防と共に、エストロゲンの激減への対策を同時に見ていきましょう。

更年期障害の後期に気をつけたい、生活習慣病というリスク

心配そうに話し合う女性二人

生活習慣病とは、日本人の過半数以上が亡くなる原因となっている病気の総称ですが、2012年の厚生労働による「国民健康・栄養調査」の結果によると、「糖尿病が強く疑われる人」と「糖尿病の可能性を否定できない人」を合わせると全体の5人に1人という割合だそうで、さらに厚生労働省の2016年の「患者調査の概況」によると高血圧性疾患の総患者数は3年前と比べ104万人以上も増加しており、女性に限定すると42万人の増加という結果が出たそうです。

思っている以上に、年々生活習慣病の患者数が増えていることが分かります。もはや、高年齢社会とはいえ他人事ではないのです。

そもそも、糖尿病も高血圧も更年期以前にはエストロゲンの働きによりサポートされていた部分も大きいです。インシュリンは糖尿病の話でよく出てくるホルモンの一種ですが、膵臓から体内に分泌され血糖値を下げる働きがあります。

エストロゲンが正常に分泌されていたときには、エストロゲンはインスリンをサポートし血糖を下げ、内臓脂肪をつきにくくする働きを担っていました。しかし、更年期によりエストロゲンが低下すると、内臓脂肪はより付きやすくなり、インスリンの効率が下がることで血糖値は上がります。

このように、更年期には糖尿病になりやすい状態は自然と生まれているのです。

ショックを受ける女性

高血圧に関していうと、エストロゲンは更年期以前コレステロールを抑制し、血圧を安定させる役割を担っていました。

しかし、更年期のエストロゲンの低下により血中コレステロールは増加し、動脈硬化が起こりやすい状態となるのです。こんなに体内環境に変化が起きているなんて知らずに更年期障害の後期を迎えていく人は多くいます。

生活習慣病はすぐには治すことができません。日本人の過半数以上の死亡理由なのですから、がんと同じくらい真剣に向き合っていかなければいけない病なのです。

更年期後半に特に意識して欲しい体のケア

お辞儀をする女性の医師

更年期の後半に起きる可能性が高まる関節痛と骨粗しょう症、また生活習慣病の糖尿病と高血圧予防にも必要なケア方法も併せて一緒に見ていきましょう。

バランスの良い食生活

ここで更年期後半に摂取したい栄養素のポイントを紹介します。もちろんバランスの良い食事選が基本として重要ではありますが、その中でも特に意識して摂取して欲しい栄養素について知っておきましょう。

①更年期障害・生活習慣病対策

・ビタミンB1(豚ヒレ、生ハム、たらこ、うなぎ)
・・・炭水化物および糖質分解作用があり、一日のエネルギーを生み出します。また、ビタミンB1は脳の栄養源でもあるブドウ糖を作り出すことで、脳の神経系にも作用し自律神経を整得る働きがあります。ビタミンB1については過剰に摂取をしてしまったとしても自然に排出されることから、気にせず摂取して大丈夫な栄養素なのでこまめに補給しましょう。

・ビタミンB12(しじみ、赤貝、海苔、すじこ、いくら)
・・・神経を修復し、赤血球を作ります。血液を作り出すための重要な栄養素なので野菜しか食べられないベジタリアンの方はサプリなどで栄養補給が必要となる重要な栄養素です。ここで注意しておきたいことはビタミンB12 はビタミンB6や葉酸と同時に摂取することで効率よく働き出します。こちらも過剰に摂取しても問題はありません。

・ビタミンE (すじこ、いくら、たらこ、いわし、あゆ、アボガド)
・・・ホルモンバランスを調整し、活性酸素による脂肪酸化を防止する力が高く、血流を良くし代謝を促します。ビタミンEは卵巣の働きもサポートし、ホルモンバランスの乱れや、血行障害によって起る肩こり、冷え性、頭痛の軽減とさらには生活習慣病の予防にも効果的です。

・亜鉛(牛肉、豚肉、レバー、魚介類、かき、チーズ、ごま)
・・・亜鉛は生命の維持に欠かせない必須ミネラルと呼ばれるミネラルの一つです。亜鉛はタンパク質を髪や筋肉、骨臓器といった組織に変え、新陳代謝、抗酸化作用、免疫力の向上と記憶力アップ、糖尿病の予防などいいことずくめの栄養素です。また、卵巣自体に多く含まれているのが亜鉛なので女性ホルモンにも大きく影響します。亜鉛は女性機能も男性機能もサポートしてくれる必須な栄養素です。

・イソフラボン(豆乳、豆腐、高野豆腐、大豆、納豆、味噌)
・・・エストロゲンに似た作用をもつイソフラボンは骨粗しょう症の予防やホットフラッシュの症状改善に有効です。また、抗酸化作用があるので新陳代謝の向上とコレステロールを低下させ、生活習慣病のリスクを軽減します。

②骨粗しょう症

・カルシウム(わかめ、チーズ、ししゃも、しらす、煮干し)
・・・骨を丈夫にするだけでなく、高血圧予防と神経伝達昨日を整えてくれる効果があるのでホットフラッシュ、めまい等を抑制します。カルシウムは全体重の1.5%〜2.0%程度を占めるといわれています。また、血中に存在するカルシウムには筋肉の動きをサポートし、精神安定、緊張緩和などの作用も期待できます。

・ビタミンD(あんこうの肝、しらす、いわし、いくら、かわはぎ、さけ)
・・・カルシウムを吸収する上で必須とされる栄養素です。カルシウムの骨の成形を促し、抗アレルギー効果や免疫力向上にいいとされています。さらには免疫力がアップすることがん予防にも役立ちます。また、骨の新陳代謝を高め、骨密度の向上へも効果を発揮します。

いくら

このようなバランスの良い食事を続けると高血圧や糖尿病の数値さえ正常に戻リ始める可能性が高まります。あなたの摂取した食べ物があなたの体を作っていることは間違いありません。
目先の欲望にとらわれず健康的で美味しい食生活を送るよう心がけていきましょう。

関節に負担をかけない生活と運動、そして体重の減量

関節痛で足を抱える女性th=

更年期障害が終わったとしても、生活習慣病のリスクは高まっています。生活習慣病を意識し予防していくためには適度な運動を継続して行うことが重要となってきます。

しかしこの年代で注意しなければならないのは関節痛の進行と骨粗しょう症のリスクを考えて関節にはなるべく負担のかからない運動を選びましょう。スポーツ選手にもよくいわれることがありますが、関節は強い摩擦が起きるごとに磨り減っていきます。健康に気をつけていたとしても更年期を迎えると必然的に関節痛のリスクも高まっています。健康のために運動を始めたとしても違う部分を傷めてしまっては元も子もありません

また骨粗しょう症になりかえている方ですと何かの衝撃で骨を痛めるリスクさえあるのです、特に体重が重い方は膝に特に負担がかかってしまい、最終的には歩けなくなってしまう可能性させあるのです。

杖が必要な高齢の方が電車のホームに向かう階段で苦労されているのをよく見かけませんか?
これは人事ではなく全くもって人事ではないのです。

杖をつく御婆さん

しかし、過剰なダイエットは栄養不足などで更年期障害の方を悪化させてしまいますのであくまでも軽い運動と食生活の改善で少しずつ体重を減らす努力をしてください。関節に負担をかけない運動は案外たくさんあります。水泳とはいわずとも水中歩行や水中運動(水中で行う体操やダンスなど)、毎日のストレッチウォーキングなどの楽しく継続しやすいのでおすすめです。

更年期後半を迎えたら、備えておきたい病気の予防策まとめ

60歳頃には更年期障害も徐々に症状が減り、落ち着きを取り戻してきているところで気をつけていただきたい病気は「糖尿病」、「高血圧」、「骨粗しょう症」です。

更年期障害の症状対策をしながらも、日本人がかかりやすいとされている生活習慣病の予防対策も一緒にはじめていきましょう。
なんとなく症状が似ていたとしても、原因がどんどん異なっていく年代です。年代に応じた更年期障害・生活習慣病対策を練っていきましょう。

特に食生活の改善と運動は明日にでも始められるはずです。病気へのリスクは今になって始まったことではありません。年齢に応じたケアで更年後も、より健康で明るい生活を送れるよう心がけていきましょう。

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