平均50代前後に女性は閉経を迎えますが、その準備期間にさまざまな体調不良に見舞われます。

その原因としては加齢とともに卵巣機能が低下し始めることにより、女性ホルモンの分泌量が低下します。女性は体内の女性ホルモンが低下するとホルモンバランスが崩れ、今まで女性ホルモンのバランスをコントロールしていた脳の視宋下部が混乱し始めます。

そして同じ管轄である自律神経のバランスにまで支障をきたし、頭痛やめまいほてり、のぼせ吐き気、下痢といったさまざまな体調不良が襲ってくるのです。

これらの症状を更年期障害と呼びますが、胃痛や吐き気は更年期特有のストレスなどが原因となる可能性もあり、一概に更年期障害だけが原因とは限りません。

この記事では更年期に起きる胃痛の原因とそれ以外の原因にはどんなものがあるのかについて解説します。
長引きやすい胃痛や吐き気の原因を解明し健やかな更年期を過ごせるよう改善策を知っておきましょう。

更年期障害で胃痛や吐き気が起こるその原因とは

元気のない胃のキャラクター

更年期になると胃痛吐き気、さらには下痢などの症状が頻繁に起こりやすくなります。

実はこの時期にこれらの症状が起こりやすい原因は大きく分けると次の3つになります。

ただ単に胃痛薬を飲んでいるだけでは根本的な原因の改善にはなりませんからあなたのその胃痛はどれに当てはまるのか確認してみましょう。

生活環境、ライフイベントによる変化

胃痛の原因として昨今の現代社会でよく取り上げられるのが「神経性胃炎」です。

神経性胃炎とは日本人の5人にひとりの割合で発症するといわれるほど現代社会の人は胃痛に悩まされています。神経性胃炎とはストレスを慢性的に抱えることで胃に負担がかかり、胃の胸やけ、ムカつきが続きしまいには胃痛から吐き気が起きることをいいます。

40代から50代の女性はさまざまな経験をしながら試練を乗り越えてきていると思われますが、意外とこの更年期には些細なことで不安になりやすく、ライフイベントなどの環境の変化によってストレスを抱えてしまい、胃痛という症状になって現れてしまうのです。

更年期の女性に起こりやすい環境の変化とは、子供の進学や独立、または親の介護や看病、夫の転勤、独立など年齢を重ねてきたからこそ起こる変化というものもあります。

家庭や環境によってその人に起こるイベントは異なりますが、このような些細な悩みの積み重ねは、実はあなたの胃には負担が継続してかかり、神経性胃炎として慢性化してしますのです。

更年期障害の症状として現れる胃痛

青ざめる女性

更年期になると卵巣機能の低下により女性ホルモンであるエストロゲンも徐々に減少していきます。

一見、女性ホルモンの減少と胃痛は関係がないように思われますが、女性の体内ではエストロゲンが減少すると今まで女性ホルモンの分泌をコントロールしていた脳の視宋下部が思うようにエストロゲンの分泌量ができなくなることでストレスを抱え始めます。

脳の視宋下部は同時に自律神経をコントロールしている脳の部位ですが、ホルモンバランスが乱れることでそのストレスが自律神経にまで影響を及ぼしてしまうのです。

自律神経とは私たちの体を生きるために調整してくれる神経で汗や心拍数、体温、呼吸などを意識とは関係なく、無意識に体を調整し健康を保ってくれる神経を副交感神経といいます。この自律神経のバランスが乱れてしまうと、消化器系の働きにも大きく影響を及ぼします。

現代医学ではこの因果関係については、いまだはっきりはしていませんが更年期になると汗が急に出たり、体温調節がうまくできなくなり急にのぼせたり、動悸・息切れが起きたりするのと同じように胃痛、吐き気が起きると考えられています。

よって更年期に発症する胃痛はエストロゲンの減少により、自律神経が乱れることで起きるということも原因のひとつとして考えられるでしょう。

ストレスや更年期障害以外の胃痛の場合に考えられる原因とは

頭に上にハテナを乗せる女性

更年期に起きる胃痛でストレスや更年期障害以外に考えられることとしては、何らかの刺激によって胃が炎症を起こしている場合や、胃の筋肉のけいれんや筋肉のたるみなどで胃の機能に異常がある場合もあります。考えられる以下の原因についても見ていきましょう。

◯急性胃炎・・・急性胃炎とは何らかの原因によって急激に胃の粘膜に炎症が起き痛みを伴うことをいいます。原因としてはアルコールやコーヒーの飲み過ぎ、喫煙の他にもストレス過多、胃薬の飲み過ぎなどが挙げられます。急な胃の不快感や胃痛、食欲不振、吐き気などの症状を感じたら病院を受診してください。

◯慢性胃炎・・・慢性胃炎とは慢性的に胃が炎症を起こしていることをいいますが、その原因とはヘリコバクター・ピロリ菌という菌が胃に炎症を起こす場合があるということが最近明らかになってきました。感染経路は未だはっきりしていないようですが、幼少期に感染するともいわれています。慢性胃炎の診断には胃の内視鏡検査で検査をするしか方法はありませんが、慢性的な胃痛には胃がんなどそれなりの原因がある可能性がありますのでこの機会に詳しく検査することをおすすめします。

◯胃アトニー・・・胃アトニーとは体型の細い女性に多く発症するといわれていますが、胃下垂が原因で胃の筋肉がたるみ、胃がもたれやすくなったり、胃痛、胃の不快感を起こしたりすることをいいます。胃下垂である場合には自覚症状はほとんどないと思いますが、症状としては他にもゲップを起こしやすくなったり、消化不良を起こしやすくなったりします。

更年期障害の胃痛への治療法とは

笑顔で手を差し出す白衣女性

これまで述べてきたように、胃痛にはさまざまな原因が考えられますが、胃痛の原因が更年期障害であるという場合には、普通の胃痛に対する治療法をしていたのでは根本的な原因は治りません

胃痛の原因が更年期障害である場合にはどんな治療法や薬があるのか、そしてどんなセルフケアが有効なのかについて解説したいと思います。

病院で行われる胃の検査や薬の種類

胃痛で受診する病院は内科になると思いますが検査には以下のような種類があります。

X線(レントゲン)

造形剤と呼ばれるバリウムを飲んで胃の病変がないか調べるためにX線で写し出す検査です。
健康診断などで定期的に受ける人も多いこの検査ですが、胃痛に悩みながらも健康診断が身近になかったり、半年〜1年以上レントゲンをいっていなかったりする人は検査する必要が高いです。

レントゲンでは胃がんや胃潰瘍、その他の病気の早期発見にも役立っています。

胃カメラ

通常、胃痛で病院に初めていって急に胃カメラで検査をするということはまずありません。しかし、長期的な胃痛を持っていて1週間〜1ヶ月以上胃の痛みがあるという人は胃カメラをするという場合もあります。

その際は次回の予約を取り、検査の前夜と朝の食事を抜き、水分量に制限をするといった準備が必要になります。そして内視鏡(小型カメラ)を口から胃へ入れ胃の内部を確認します。最近の胃カメラはとても細くなり5mmほどになったそうで体への負担は昔よりは軽減されています。

ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)検査

ヘリコバクター・ピロリ菌とは胃の中に棲みつく細菌のことです。先ほどピロリ菌に感染する人の多くが幼少期に感染しているといいましたが、一度完全に除去しないかぎりピロリ菌は胃に棲みつきます。

ピロリ菌に感染している人は胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍を繰り返しやすいともいわれています、検査方法としては血液検査、尿検査、便検査、尿素呼気検査などいくつかの方法があるので、こちらも長期的な胃痛に悩んでいる場合には医師に相談し検査しましょう。

手を振る医師と看護師

もちろんこのような精密検査を行わない場合もありますが、問診を含めこのような検査後に、処方される胃薬の種類としては、胃の粘膜を回復させる粘膜修復剤、胃をコントロールしている副交感神経に作用する鎮痛鎮痙剤、胃酸の分泌を中和する制酸剤、食物の消化を促す消化薬、胃もたれなどに作用する健胃薬などがあります。

胃は目に見えない場所にあるので、薬も自分で判断して飲むのではなく症状を医師へ相談し処方してもらうようにしましょう。

胃痛を感じたらお家でできるセルフケア対策を

①食事方法の調整

胃痛の時にがまんして普段の食生活を続けていては悲鳴を上げている胃にさらに追い打ちをかけているともいえます。胃に痛みを感じているときはなるべく消化のよい食事を選び、よく噛んで食べるようにしてください。

消化のよい食事の代表は、雑炊、うどん、そば、おかゆ等です。または煮物、蒸し物など柔らかく調理されたものを選ぶようにしましょう。

逆に、胃が弱っているときに避けたい食事とは消化のしにくい玄米、シリアル、さらに酸性のみかん、キウイなどは酸味が強く胃に負担をかけます。胃が弱っているときは胃に優しい食事に調整してあげてくださいね。

②生活リズムと生活習慣の改善

食事を摂るタイミングは胃にとって負担の大きさが大きく変わってきます。

夕食が夜遅ければ多いほど胃に負担がかかっているということは分かりやすいと思いますが、それにプラス規則正しい生活リズムで食事を行ってあげることもとても重要です。

食べたものを消化するということだけで体内ではたくさんのエネルギーを必要とします。一番好ましいのは少量で3食キッチリ同じ時間に食事をするように心がけ就寝3時間前には食事を終えていることが望ましいです。

また、質の良い睡眠を摂ることもとても重要です。睡眠はストレスによって眠りが浅くなったり、妨げられたりする場合もあるのでストレスをためないように心がけて生活を送りましょう。

胃痛だけでなくその他の更年期障害の症状も改善したい人は

説明する男性の先生

この記事ではここまで胃痛にクローズアップして改善法をお伝えしてきましたが、更年期障害で起きる症状は胃痛だけにとどまらない人が多いです。

更年期には頭痛にめまいホットフラッシュ、肩こり、腰痛など、ホルモンバランスと自律神経のバランスが乱れるとさまざまな体調不良が体を襲います。

胃痛以外の症状も一緒に緩和したいという人は「高麗人参」のような自律神経のバランスを整える作用のあるサプリメントなどを食生活の改善とともに摂り入れてみましょう。

高麗人参とは漢方薬に使われる植物ですが、漢方薬に使われる生薬の中でも高麗人参だけは単体でもサプリメントや料理の食材としても使用され、不老長寿の薬として朝鮮半島から日本にも伝わってきています。

しかし、日本の気候では栽培できない過酷な環境で4年から6年の月日をかけて育つ多年草なので現物を日本のスーパーで入手することはできないのでサプリメントなどで手軽に摂り入れてみましょう。

自律神経が整うと胃痛を始めとしたさまざまな更年期障害の症状が緩和されるやすくなるので、生活習慣の改善に高麗人参を摂り入れてみるのもひとつの手段といえいるでしょう。

まとめ

このように胃痛の原因は自分でははっきりできません。痛みがひどい人は内科へいって検査を受けてみましょう。また、更年期障害の症状がひどくて胃痛もひどいという人は更年期外来か婦人科で更年期障害の検査を始めに受けてみること方がいい場合もあるでしょう。

まだ、病院へいくまででもないけれど胃痛に悩んでいるという人は、今日からでも先ほど紹介したセルフケア対策をいってください。胃痛がするときは食事の調整をしつつ、生活リズムと生活習慣を見直してみて胃痛が治るか試してみてください。

食事の補助役には高麗人参など、更年期障害の症状の緩和に作用してくれるサプリメントを追加してみるのもより効果的といえます。健康は財産です。毎日の生活から少しずつ健康を取り戻していきましょう。

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更年期対策用に様々な商品が販売されていますが、効果はまず感じられないでしょうし、かといって病院でのホルモン治療はお金がかかる上に副作用も怖いですよね。

しかし、高麗人参だけは違います

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