更年期障害には”卵巣刺激ホルモン”が大きく関わっているということはご存知ですか?

更年期障害というと卵巣機能の低下により、女性ホルモンであるエストロゲンが減少し、プロゲステロンが過剰分泌してしまうことで、今まで2つで調整し合っていたホルモンバランスが崩れてしまうことで脳神経系が混乱し、ホットフラッシュ、頭痛、めまいといった症状を起こすとされています。

しかし、それ以前にまず卵巣刺激ホルモンとの関わりが大きく関係しているのです。

寧ろ、卵巣刺激ホルモンはエストロゲンが分泌される前に放出されていないと、エストロゲンは正常分泌されないので、卵巣刺激ホルモンが作用しているか、していないかを調べるだけで更年期障害にかかっているかどうか一発でわかってしまうということです。

この記事では卵巣刺激ホルモンの役割とその他のホルモンへどう関わりを持っているのか、そして更年期障害の症状への対策を解説していきたいと思います。

更年期障害が一発でわかる、卵巣刺激ホルモンとは何か

ひらめいた顔をする看護師女性

卵胞刺激ホルモンとは脳下垂体から分泌されるホルモンで、卵巣からのエストロゲンの分泌が足りないときにエストロゲン分泌するように脳から指令を出すときに放出されるホルモンです。

普通、更年期障害かどうかを検査するときには更年期に減少するエストロゲンの量を検査すれば更年期障害かどうか確認することができそうだと思うかもしれませんが、エストロゲンの量は個人差が大きく出るので、実際にはエストロゲンの量で更年期障害かどうかを判断することはできません。

そこで卵巣へエストロゲンを分泌するように指示を出す卵巣刺激ホルモンが放出されているかどうかによって更年期障害が起きているかどうかを正しく判断することができるというわけです。

それでは詳しく女性ホルモンが分泌されるまでの流れを改めて確認してみましょう。

<脳の指令によって女性ホルモンが分泌されるまで>

①脳の視宋下部では「性腺刺激ホルモン放出ホルモン」を分泌

②脳の下垂体が性腺刺激ホルモンである「卵胞刺激ホルモン(FSH)」と「黄体化ホルモン(LH)」を分泌し、卵巣へホルモンを分泌するよう指令を出す

③卵巣ではそれを受けエストロゲンとプロゲステロンを分泌

これが正常な女性ホルモンが分泌地されるまでの流れとなります。

更年期障害とは卵巣機能が老化によって低下することで、脳の下垂体がもとエストロゲンを出すよう指令を出し続けるので、卵巣刺激ホルモンが上昇しているということが確認されると更年期障害であると診断されるのです。

更年期障害で調べる卵巣刺激ホルモン(FSH)の値について

首を傾げる白衣女性

更年期障害の血液検査で行うFSH検査とは卵巣刺激ホルモンを調べる検査のことです。先ほどお伝えしたように、更年期になり卵巣機能が低下すると卵巣を刺激しようとして卵胞刺激ホルモンを放出します。これは閉経まで続きます。

卵胞刺激ホルモンとは、通常は「卵胞の発育」、「エストロゲンの生成と促進」、「月経周期のコントロール」をサポートしています。

何か婦人病に関連する疑いがあった際もこの検査を行う可能性がありますが、自分でも更年期障害かどうか判断できるように基準値についてみていきましょう。

女性におけるFSHの基準値
●卵胞期  3.2~14.4mlU/ml
●排卵期  3.4~17.1mlU/ml
●黄体期  1.4~8.4mlU/ml
●閉経後  147.6mlU/ml以下

このように、FSHの値は検査の時期や個々の状況によっても数値は変化します。
特に閉経後のFNS値の上昇はとても顕著に現れています。

この基準値を上回った場合と、下回った場合の症状は次のようになります。

卵胞刺激ホルモン(FSH)が基準値を上回った場合

FNSの検査値が、先ほどの基準値よりも高い場合は、閉経が近いはまた閉経の有無を確認することができます。

更年期に女性ホルモンであるエストロゲンやプロゲストテロンが低下してくると、卵胞刺激ホルモンが上昇するということです。

この卵胞刺激ホルモンが常に30mlU/ml以上の場合には更年期、閉経の可能性が高くなるといえます。更年期以外のFNS値の低下は下垂体への腫瘍などさまざまな病気の可能性がでてきますので、病院では更なる検査をする必要が出てくるでしょう。

卵胞刺激ホルモン(FSH)が基準値を下回った場合

逆に、更年期に卵胞刺激ホルモンが低いという場合いには通常であればまず起こりにくいことですので、女性ホルモンの過剰分泌、下垂体機能の低下などの可能性があります。

さらに下垂体機能に異常があるということは脳へ腫瘍や何か疾患の可能性があるということになるのでこちらの場合も更なる検査を行う必要があるでしょう。

更年期障害で調べるエストロゲン(E2)の値について

笑顔の医師

更年期障害の血液検査ではエストロゲンの主成分であるエストラジオール(E2)を測定する検査もあります。このE2検査では何がわかるかというと、卵巣機能の状態と更年期障害発症の可能性、閉経の可能性などがわかります。

40代以降でエストロゲンの数値が低下している場合にはほとんどのケースで卵巣機能が低下していると推測され更年期であると診断されます。E2検査の基準値についても見ていきましょう。

<女性におけるE2の基準値>

●卵胞期前期 10~78pg/ml
●卵胞期後期 31~200 pg/ml
●排卵期 103~366 pg/ml
●排卵期 103~366 pg/ml
●黄体期後期 251 pg/ml以下
●閉経後 18 pg/ml以下

通常、30代から40代前半では70~200 pg/ml程度といわれており、更年期には50 pg/ml以下になることで更年期障害の症状が出やすくなってくるといわれています。

もし、血液検査で閉経の疑いが強まったときは

ショックをうける女性

血液検査でFSH値やE2値が基準値外で閉経の疑いが強まってきた人は、閉経は「生理が止まるから少しは楽になるのかな?」なんて考えは、ほとんど間違いですから捨ててください。

一般的には閉経の時期は早ければ早いほど更年期障害の症状はつらく重くなるといわれています。

ですから、できるだけ閉経を遅らせる対策が必要になってきます。もしも、あなたの更年期障害が既にひどく重い場合には病院の受診が必要です。

逆にそれほどつらくはないけれど早いうちからセルフケアでも対処していきたいという人は生活習慣の見直しから始めましょう。

生活習慣が乱れているひとは生理痛や生理不順になりやすいといわれてきたと思いますが、これはホルモンバランスの崩れが影響しているからです。

更年期障害の場合も同じで生活習慣が乱れがちなひとは更年期障害の症状も重くなる可能性が高くなります。

ですので、生活習慣の改善としては「質の良い睡眠」、「栄養バランスの摂れた食事」、「適度な運動」、「ストレスを溜め込まない」この4つは必ず守ってください。

しかし、なかなか忙しくてそんなことまで気にしていられないという人は更年期にいいとされるサプリメントなどで補助してもいいと思います。

更年期にいい成分としては「大豆イソフラボン」、「ローヤルゼリー」、「高麗人参」、「エクオール」などです。体質やでやすい症状によっても変わると思いますので自分でどのサプリメントが合いそうか調べてみましょう。

卵巣刺激ホルモンについてのまとめ

卵巣刺激ホルモン(FHS)とは卵巣から女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が足りない際に放出されるホルモンです。

このFHSの数値が高ければ高いほど閉経へ向かっていっていると考えられます。閉経を迎える際の体内環境の変化は女性であれば誰でも経験する体のメカニズムですので、血液検査で卵巣刺激ホルモン(FHS)の数値が高くても驚かない大丈夫です。

しかし、あなたが40代でも50代でも閉経が遅くきてくれることに越したことはありません。

閉経が遅ければ遅い人ほど更年期障害の症状は軽いといわれているからです。もちろん私たちに閉経を食い止めることはできません。ですが閉経を迎える時期を遅らせる努力は必要です。

今からでも生活習慣を改善し、「質の良い睡眠」、「栄養バランスの摂れた食事」、「適度な運動」、「ストレスを溜め込まない」この4つを意識し取り組んでください。

サプリメントで大豆イソフラボンや高麗人参などを摂り入れサポートするとさらに効果的でしょう。

あなたの健康のためにもセルフケアで毎日の習慣から取り組めることを始めてみましょう。

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