40代後半から50代頃の更年期といわれる年代には急に疲れやすく、疲労が溜まるようになってきます。

生理不順が起こりやすくなったり、まだ生理でもないのにめまい・頭痛がしたり、昼間なのに無性に眠気に襲われたりとそんなに心配するほど重症ではないけれど、このような症状が頻発するようになってくると多少の不安が沸き起こりますよね。

しかし、女性は生理による体調不良になれてしまっているのでこのような体の不調はいつものことだと流してしまいがちです。特に症状が軽い場合には、これらの更年期障害の症状を病気とは考えにくいでしょう。

果たして本当のところはどうなのでしょうか。このような症状は放っておいていいのでしょうか。

この記事では更年期の軽い体調不良は病気なのかどうなのか、対処する必要はあるのかどうかについてわかりやすく解説していきたいと思います。

更年期の疲れやすい、眠い症状は病気?

あくびをする女性

更年期といわれる40代後半から50代頃に女性は閉経を迎える準備と共に、女性ホルモンであるエストロゲンが低下してきます。

この時期には急に疲れやすくなったり、眠気に襲われたりといった症状がでてきます。これらの症状は更年期障害と呼ばれますが、病気なのか病気ではないのかという疑問へハッキリと言えることはこれらの症状は病気であるということです。

生理前にも、普段から疲れやすかったり眠いといった症状が出る人は多いので多少その症状が重くなったり頻発しても、「年齢のせいかな?」と勘違いしやすいです。

さらに症状が重い場合には病院で診察を受けようとするので病気と認識しやすいのですが、症状が軽ければ軽いほど病院へ行かずにそのまま生活を続けるケースもあるので、個人の認識によって判断されてしまう場合もあるのです。

しかし、風邪は症状が重くても軽くても、風邪は風邪であることと同じように、更年期障害は症状が重くても軽くても更年期障害であるということです。そして更年期障害は明らかに病気なのです。

ただし、更年期障害かと思っていたら実は違う病気だったということもあるので注意が必要です。

更年期の生理の遅れは病気の可能性もあるんです

困り顔の看護師女性

先ほどお伝えしたように更年期に起こる、生理がこない、生理が遅れているといった生理不順は更年期障害と判断しづらいと思いますが、それは更年期障害のために起こっています。

女性の閉経の平均年齢はおよそ50歳といわれていますがその前後の期間に差し掛かると、閉経を迎えるまでにまず生理不順が起こり始めます。

この生理周期の乱れを繰り返すことで、体内では閉経までの調整を行い、最終的に最後の生理から1年という月日を経過した際に「閉経」を迎えたと診断されます。これは女性が閉経に至るまでの自然な体のメカニズムなので心配する必要はありません。

しかし、ここで注意をしなければならないのは「不正出血」なのです。更年期の生理がこない、生理不順であるといった症状は普通に起こることなのですがその中で気づきにくく、「不正出血」には注意をしないと病気の発見が遅れてしまったということなりかねません。

自分で「不正出血」という異変に気づくためにも「不正出血」とは何かについて知っておきましょう。

生理不順と間違いやすい“不正出血”とは

ショックを受ける女性

不正出血とはまず、生理周期以外に出血を起こすことを不正出血のことを指します。

不正出血には「機能性出血」と「器質性出血」の2種類があるのでこの2つの違いを確認していきましょう。

機能性出血とは

機能性出血とはストレスや慢性的疲労など何らかの原因でホルモンバランスが乱れ、病気などの異常はみられないのに、子宮内膜が剥がれ落ち出血をしてしまっている状態のことです。

メカ二ズムとしては卵胞ホルモンであるエストロゲンと黄体ホルモンであるプロゲステロンが正常に分泌できないことで、生理前に子宮内膜が剥がれ落ちてしまい出血してしまうのです。

症状の特徴としては生理周期が短くなり、微量な出血の回数が増えたり、だらだらと生理のような出血が続いたりするのが特徴的ですがなかなか自分で機能性出血かその他の病気なのかを自分で判断するのは難しいので早めに婦人科を受診することが大切です。

器質性出血とは

器質性出血とは何らかの病気が関係し、生理以外に出血を起こすことを指します。器質性出血は何らかの大きな病気の初期症状として女性が起こしやすい症状で見逃がしてしまうと大変危険であるといわれています。

症状の特徴としてはおりものにピンク色のものが混じったり、大量の出血をしてしまったり、その大元の病気によって症状は異なってきますが、基本的にはこちらも生理以外の異常な出血のことです。

器質性出血と気づかずにしばらく放っておいてしまったことで、子宮がんや子宮頸がんなどの発見が遅れてしまったというケースも多いですから、もしものために不正出血であれば婦人科を受診してください。

器質性出血が教えてくれる病気のサイン

診察室

器質性出血は何らかの腫瘍が子宮へ影響を及ぼしている際に起こります。その種類を説明しておきます。

腫瘍とはいっても良性のものと悪性のものがあります。

<良性腫瘍>

〇子宮内膜症・・・ 「子宮内膜症」とは子宮内膜の組織が、子宮内部以外の別の部分に発生してしまい、増殖することで起こる病気です。

不妊との関係も大きいといわれる病ですが、女性ホルモンが影響し生理周期に合わせて増殖したり、分離したりを繰り返すことで悪化していき生理痛が起こります。

症状としては月経痛が重くなることから始まるので気づきにくいです。晩婚化や少子化などで一人の女性が経験する生理が多くなっていることで発症の確率が高くなっているとも考えられています。

〇子宮筋腫・・・「子宮筋腫」とは成人女子性の4人に1人という割合でかかっているといわれるほど一般的な病気です。

子宮の筋肉にしこりやおできのような腫瘍ができるものですが、良性の腫瘍ということもありしこりの大きさが大きくなっても手術をせず、経過を観察するといったケースもあります。

症状としては激しい生理痛や貧血、足腰の冷え、腰痛などがありますが、もちろん放っておいていい病気ではありません。妊娠を望む人は影響を受けますし、悪性腫瘍であった際は大きな病気と変化してしまうので早めの検査を受けることが必要です。

<悪性腫瘍>

〇子宮頸がん・・・性交渉が原因で起こるとされる子宮のがんです。子宮の入り口にできるがんで初期症状はないため自覚症状がなく、とても気づきにくい病といわれています。

最近では子宮頸がんの発症年齢が若年化し増加傾向にあり、区町村が提供する検診でも無料で検査を提供してくれるようになってきました。

病気が悪化していくとおりものに悪臭がしたり、下腹部に痛みが出たりといった症状が起こります。悪性腫瘍は早期発見が病気回復の大きなカギとなるので定期健診をかかさず行ってください。

〇子宮体がん・・・子宮の奥の内部にできるがんです。子宮内膜付近にできるがんですが悪化すると子宮を摘出しなければならない重い病です。

50歳以上の女性に多く発症し、妊娠の経験がないと発症する確率が上がるともいわれています。病気が悪化していくと、おりものに血が混じったり腹痛と共に大量の出血を起こしたりします。こちらも早期発見がカギとなる病なので定期健診がなければ自ら検診を受けましょう。

更年期障害の軽い症状は病気かどうかという疑問のまとめ

あなたがもし、少しでも40代50代で起こる更年期障害の症状を感じていたら、それは症状の重さにかかわらず病気という分類であることは間違いありません。

閉経に向けて体内環境が変化していくことは普通のことですがそれに伴って現れるつらい症状は病気なのです。

もちろん風邪と同じようにそのままにしておくと免疫が強くない時期ですからさまざまな体調不良をさらに引き起こしてしまう原因となってしまいます。特に気をつけて欲しい症状は不正出血です。

不正出血は生理不順がもともと起きやすい更年期には大変気づきにくい症状ですが、その先の大変な病へリスクを考えるとしっかりと見逃さないように普段から基礎体温をつけたりして体の変化に耳を傾けておくことが必要です。

更年期障害の症状をつらいと感じたら無理を続けず、病院へ行きましょう。生理不順か不正出血かどうかわからない場合はしっかり確かめてください。小さな体のサインを見逃さず、そして食生活や睡眠時間を改善し、体質改善を始めていきましょう。

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