ふらふらしたり、元気が出ないなどのつらい貧血は、特に女性に多い症状であり女性の約2割が貧血患者であるとも言われています。

健康診断などの血液検査さ明らかになることも多く、多くの場合は鉄分が不足していることによって起こる貧血ですが、ただ鉄分を補給するだけでは根本的な改善にはなりにくいのです。

今回は貧血の対処法として本当に必要なこととは何かをお話し、より良い改善方法をご紹介します。

そもそも貧血とは

血液の主な働きは全身に酸素を運ぶことです。血液が酸素を十分に運ぶには、ヘモグロビンという血液中の血色素と酸素が結びつく必要があります。
貧血の状態というのは、血液量が少なくなったわけではなく、血液中のヘモグロビン濃度が低くなっている状態です。そのため、全身に酸素が行き渡りにくくなり体は酸欠状態となりフラフラする状態を招くのです。

溜息をつく女性

貧血には、次の4つのタイプがあります。

  • 鉄欠乏性貧血

全身に酸素を運ぶのに不可欠なヘモグロビンを作るにはが必要です。鉄欠乏性貧血とは、体内の鉄が不足することにより引き起こされる貧血です。
消化器官や月経などによる出血、食事の偏りによる鉄分不足、体の成長や妊娠に伴い鉄の需要が増えたことなどの原因で体内の鉄分が不足すると、ヘモグロビンの合成がうまく出来なくなりヘモグロビン量が減少します。
また、そのことにより赤血球自体が小さくなってしまい、体内への酸素や栄養素の供給が滞り貧血の症状に陥ります。

  • 再生不良性貧血

血液を作り出している骨髄にある細胞が何らかの影響で減ってしまい、赤血球、白血球、血小板のすべてが減少する病です。

  • 溶血性貧血

通常は寿命が約120日である赤血球の寿命が短くなり、新しく作られる赤血球の数が減っていく赤血球の数に追いつかずどんどん減少することによって起こる貧血です。日本ではそう多くはない貧血の種類です。

  • 悪性貧血

胃粘膜に収縮が起こり、ビタミンB12を吸収するための内因子が分泌できなくなることによってビタミンB12が欠乏し起こる自己免疫疾患性の貧血です。

  • 二次性貧血(続発性貧血)

血管の疾患以外の他の疾患が原因で、起こる貧血のことを指します。主な原因となる疾患は、感染症、膠原病、腎疾患、肝疾患、悪性疾患、内分泌疾患など様々です。

日本人の女性に最も多く約9割以上に当てはまるのが鉄欠乏性貧血です。今回の記事では、鉄欠乏性貧血をメインにしたお話を進めていきます。

貧血(鉄欠乏性貧血)の症状が起こるのはなぜ

?を頭に浮かべる女性

まず、貧血により起こる主な症状をご紹介します。

  • めまい、立ちくらみ
  • 動悸、息切れ
  • 耳鳴り
  • 全身がだるく疲れやすい
  • 寒気がする
  • 頭痛、頭が重い
  • 肩こり
  • 顔面蒼白
  • 眠気
  • 胃痛、吐き気
  • 爪がスプーンのように反り返る
  • 爪が弱くなり割れやすい
  • 肌や髪が乾燥する

など

このように貧血によって全身に現れる症状がなぜ起こるのか説明していきましょう。

まず、ミトコンドリアとATPの解説をします。

ミトコンドリアとは、ほとんどの生物の真核細胞内に存在している細胞小器官です。食事から摂取した栄養と、呼吸によって得た酸素を用いて、ATPと呼ばれているエネルギーを放出するための物質を作る働きをします。

人間の手足や内臓、脳など全身の細胞は、このATPというエネルギーを燃料にして動いていて、車に例えるとガソリンのような存在です。
ミトコンドリアへATPを作るための酸素を運んでいるが血液の主成分であるヘモグロビン(赤血球)であり、酸素をエネルギーに変換する過程で熱を発生します。

つまり、貧血によって血管を通じてヘモグロビンが上手く全身に巡らないと、ミトコンドリアまで必要な酸素が届かない状態になります。すると、エネルギー源であるATPが生成できずガソリン不足のような状況で頭がボーっとしたりフラフラしたい、動悸や息切れといった貧血症状を起こします。

また、鉄分が不足してヘモグロビンの濃度が薄くなると手や足先などの末端で、ミトコンドリアがATPを作り出す際の熱が十分に発生されなくなるので手足が冷えやすくなるのです。

ヘモグロビンの重要な役割

血液

ヘモグロビンは、脊椎動物の血液の赤血球中のほとんどを占めている血色素でありタンパク質の一種のことです。ヘモグロビンの最も重要な役割は、全身の各組織に酸素を運搬することです。

貧血症状を引き起こす主な原因は、十分な酸素が脳細胞など、ミトコンドリアに行き渡らないことであるとお話しました。酸素を全身に運搬するため働きをするヘモグロビンは、鉄分が不足すると骨髄(造血幹細胞)で上手く作られなくなります。

その結果、ヘモグロビンの量が少なくなり脳などの各細胞に酸素が行き渡らず貧血の症状を引き起こす結果になるのです。ヘモグロビンの働きを最大限に生かすためにも、鉄分不足には注意をする必要があるのです。

鉄分が多く含まれている食品

鉄分不足による貧血を防ぐために、鉄分を多く含む食品をご紹介します。
摂取することを心がけると効果的です。

勧める医者

●肉類
・レバー類
・牛もも肉
・赤身肉 など

●魚介類
・あさり
・シジミ
・牡蠣
・カツオ など

●豆類
・大豆
・厚揚げ、がんもどき
・高野豆腐
・納豆
・そら豆
・きな粉 など

●野菜類
・ほうれん草
・小松菜
・切干大根
・パセリ
・枝豆
・モロヘイヤ など

●海藻類
・青海苔
・ひじき など

普段から鉄分不足による貧血予防、改善のためにこれらの食品を意識して摂取しておきましょう。

鉄欠乏性貧血と診断された場合

貧血症状を感じ、病院へ行くとまず血液検査によって血液中の赤血球やヘモグロビンの濃度などを調べます。貧血の目安としては、血液1dL中のヘモグロビン濃度が男性で14g以下、女性で12g以下、高齢者では11g以下の値です。

貧血であると診断されると、数値や症状によって錠剤の鉄剤が処方され、お薬によって鉄分を補給します。鉄剤には様々な種類があります。

  • フロミア(エーザイ)
  • フェログラデュメット(アボットジャパン)
  • スローフィー(ノバルティス)
  • テツクールS(あすか)
  • フェルム(日医工)
  • インクレミン(アルフレッサ)

鉄剤により鉄分を摂取しても、すぐに効果があるわけではなく体内の鉄不足は徐々に解消されていきます。
そのため、一般的に効果が現れるのは2~3ヶ月間服用してからになるでしょう。貧血の再発を防止するためには半年ほどの服用が必要になる場合もあります。自己判断で服用を止めず、医師と相談しながら服用期間と服用量は守るようにしましょう

鉄分が足りているのに貧血になる場合があるのは本当?!

ショックを受ける女性

鉄分の量が足りていて血液中のヘモグロビン濃度が十分であったとしても、「血流」が悪い状態では酸素が脳や各臓器に届きにくくなります。鉄分を摂取することはもちろん大切なことなのですが、それだけでなく血流を改善してあげることも合わせて行うと貧血の諸症状の改善につながります。

では、なぜ血流は悪くなるのでしょうか。

ストレスなどで自律神経のバランスが崩れると、興奮が続きいつでも戦える状態の交感神経が優位に働いてしまうことがあります。交感神経は血管を収縮させる働きがあるので、血液が筋肉を中心に流れていくようになり、脳や全身への酸素と栄養の運搬が不十分となります。そのような状態が長く続くと体内の血液の流れが滞り血流が悪い状態になってしまいます。

もう一つ、ポンプの役割をしている心臓そのもののパワーが不足していることでも血流が悪くなります。心臓のパワーは年齢とともに低下していきます。心臓を健康な状態に保つためにも、たばこ、お酒の取りすぎに注意し規則正しい食生活と適度な運動を行うことが必要になってきます。

また、動物性脂肪を多く食べ過ぎると悪玉コレステロール(LDL)が血液中に増加し、さらにストレスなどの影響で活性酸素が作りだされてしまうと最悪の「酸化LDL」を生み出します。
酸化LDLは血管壁などにへばりつき動脈硬化の原因にもなり、血管を硬くし収縮しにくくするので血流が悪くなる原因を作ります。

貧血改善の漢方「当帰芍薬散科」

貧血改善につながる漢方として、真っ先に名前が上がるのが「当帰芍薬散科」です。

女性特有の様々なトラブルに対して広く用いられていて貧血傾向の方にも広く効果を発揮している漢方です。ただし、胃腸がとても弱い体質の方は、食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢、発疹、かゆみ、赤みなどの副作用を起こしやすいので慎重に用いる必要があります。

当帰芍薬散科は貧血改善に一定の効能があることが認められていますが、貧血改善のための必須でもある血流改善には効果が薄いので、血流問題に関しては別に対策をしておきましょう。

貧血への対処法としてパーフェクトな力を発揮する漢方とは

貧血へ対処するためには鉄分の不足を補うことと、それだけでなく血流の改善を同じく行う必要があることはご理解頂けたと思います。

ここでは、鉄分を補給することと体内のめぐりをスムーズにすることが同時に出来てしまう貧血への対処としてバランスの取れた力を発揮してくれる漢方として「高麗人参」をご紹介しておきましょう。

高麗人参には主成分であるジノセノサイドというサポニンと多くの栄養成分が含まれています。高麗人参は、乱れやすい心のバランスを正常にし、ストレスなどによって発生しやすい悪者の物質を取り除いてくれます

さらに、ミネラルとビタミン類を摂取でき体内がドロドロになることを防いでさらさらとめぐりの良い環境に整えてくれるので、フラフラとしやすい状況の改善に効果を発揮してくれるでしょう。貧血でお悩みの皆さんにとって、高麗人参の持つ多彩なパワーは心強い味方になってくれるはずです。

元気いっぱいの女性

まとめ

貧血という症状は、ただ単に鉄分が不足しているだけだと思われていますが、鉄分補給だけでは確かな効果は得られにくく、合わせて血流状態が関係していることは目から鱗の事実でした。

貧血に効果があるとうたわれている漢方などは、実際には血流改善にはあまり効能は感じられません

鉄分補給とともに血流改善の策を企てるのは面倒に感じることも多く、ご紹介した高麗人参のような貧血の原因のほとんどに効能がある漢方は大変手軽で頼もしく感じます。
もし、症状にあまり改善が感じられないのならぜひ試してみる価値はありそうですね。

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